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SRIスポーツが復興支援第3弾

SRIスポーツは5月15日から12月末までのロングラン企画として、「ダンロップ震災復興支援チャリティコンペ」を開催する。同社はこれまで、ゴルフ場の集客支援策として「ゼクシオカップ」など複数のコンペを行ってきたが、これを復興支援チャリティーに一本化するもの。

「このコンペは各ゴルフ場が主催者となり、当社は集客支援として協賛する立場です。収益は基本的にゴルフ場へ全額入りますが、今年は『グリーン・ティー・チャリティー』の一環と位置づけ、参加者一人あたり150円を義援金として当社が負担。被災地の復興支援とゴルフ市場の活性化につなげたい」(同社)。昨年の開催実績は約600回、参加人数は5万5000人程度であることから、同数の参加者が得られれば義援金総額は800万円ほど。日本赤十字社を通じて被災地へ寄贈される。

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SRIスポーツはこれまで、住友ゴム工業と共同で義援金1億円と支援物資1億円相当を被災地へ寄贈。また、4月1日から半年間、国内市場へ出荷したラウンドボールにつき出荷額の2%を義援金に振り向けることを決めており、今回のチャリティコンペは支援策の第3弾になる。東日本大震災の余波を受けて、多くのゴルフ場は集客策に苦慮しているが、メーカーとゴルフ場が協同でプレーのモチベーションを高める動きも散見される。今回の「年間600回」は、同様の活動で最大規模に位置づけられる。

国内約130コースを運営するPGMは、「ゴルフ場だけでプレー人口の底上げを図るのは難しい。今後は練習場やメーカー、ショップなどと連携して、相互補完的にゴルファーへアプローチしていく必要があります」と語っているが、その意味でも、SRIスポーツの試みが注目される。



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