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意識別設計のNEWクレイジー

アマチュアの上級者の間で一気に火がついたクレイジーから新製品が続々登場。ゴルファーを意識別に分けてライアンアップしているのが特徴で、従来はヒッター向けに50t、スインガーには80tシートを採用していたが、新たにスインガー向けの50t、ヒッター向け80tを追加。さらに46tにもスインガー、ヒッターの2タイプを新たに展開した。

同社橘秀臣社長によると、
「意識別にインパクトを意識してコンパクトに叩く人向けの『ブラック』と、フィニッシュを意識して大きく振り切る人向けの『ノワール』、そしてインパクト重視の意識だが、ゆっくり振る人向けの『ネロ』。この3種類にカテゴライズ。この3タイプそれぞれに弾き感が欲しい人の「80」、粘り感が欲しい人の「50」、バランスを重視する「46」、そして長尺用「ロンゲストヤード」という4モデルを加えた構成になっています」―。

つまり、計12モデル体制により、あらゆるタイプのゴルファーに対応が可能になったというわけだ。しかし、「当社のモットーは『最善か無か』―。そういう意味で今後もモデル数は増やすかもしれません」(橘社長)と、一応は完成したものの、良いモノができたら最善の状態で上市する方針を明らかにしている。

なかでも、日本グラファイトファイバー社製の50tをフルレングスで使い、下巻きと上巻に東レ、帝人製を組み合わせたのが、『CB-50∑(シグマ)』。シャフト重量80gとクレイジー史上最高の重量設定で、質量×速度が衝撃力の大きさであることを考えれば、軽く長くして速度を上げることが飛距離UPには欠かせない。同社はこれまで、「80シリーズ」、「LYシリーズ」は速度を上げて飛距離を追求、「50シリーズ」は曲がりを少なくすることで、結果的に飛距離が伸びるという考え方で製品開発を行ってきた経緯がある。『CB-50∑』は、質量は増やすが速度は落とさない、というハードルをクリア。スインガータイプで、ある程度の体力とスイングの完成度があればマッチするという。

昨今、操作性重視で460㎝3よりもやや小ぶりのヘッドを好む上級者が増えている。そういう意味で『CB50∑』は重量がしっかりあるから、長さを45インチ以下に設定して、シャープに振りたい人にもお薦めだ。価格5万4600円。



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