本間ゴルフはこのほど、ガーナ共和国へゴルフクラブ30セットの寄贈を行った。これらのクラブは、ガーナ大学やクマシ大学の将来活躍が期待されるプレーヤーたちが使用する予定で、西谷浩司社長によれば、

「ガーナ共和国は、2016年ブラジル・リオデジャネイロで開催される夏季五輪でのゴルフ競技を見据え、現在、国を上げてゴルフ選手の育成に取り組んでいる。当社はグローバルな企業活動を通じ、多くの人々にゴルフの楽しさを提供し、健康的な社会環境作りに寄与することを理念にしています。今回の取り組みに賛同し、寄贈の運びとなった」と話している。

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本間ゴルフの第一四半期の売上は前年対比で3倍を達成しており、特に5スターを中心とした高級クラブの販売が好調に推移しているという。

同社はさきごろ中国資本のマーラーオイオングループへ株式の50％以上を売却し、傘下に入ったばかり。今後も中国国内における販路の確立及び富裕層需要も期待できることから、一連の寄付やジュニア育成などボランティア活動にも積極的に取り組んでいる。群雄割拠する国内ゴルフメーカーでは独り勝ちの様相で、波に乗っている。