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「RYOMA」女性だって飛ばしたい

4月16日、リョーマゴルフから待望の女性用ドライバー「リョーマD-1ウィメンズ」が発売になる。

「スイングプロ」や「ハイルストローク」など練習器具製造で知られる同社だが、昨年11月、満を持してドライバーを投入。「他のクラブより飛ばなかったら返金OK」という大々的なキャンペーンに打って出た経緯がある。

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「返金率は2%ほどだった」(同社)―。というからその性能は織り込み済みなのだろう。当初500本の限定販売(直販)ながらクチコミ拡がり、現在では全国の主要デパート、大型量販店を中心に取扱店舗網を拡大中だ。

新製品はメンズ同様、独自の「DSIテクノロジー」を搭載。インパクトエネルギーを余すことなく伝達し、ボールを深部まで押しつぶす高弾性ボディと革新的な重心スペックにより、平均飛距離が伸びる仕組みとなっている。同社によると、

「飛びを重視する女性ゴルファーを対象に、初心者から上級者まで幅広い年齢層を想定して開発したのが『リョーマD-1ウィメンズ』です。広域スイートエリアから高初速ボールを解き放ち、最適スピン量で滞空時間を稼いだ後、落下角度が緩やかなので、大きなランが稼げます」―。

また、従来のレディスクラブではありえなかった58ミリのディープフェースの採用も特筆される。女性は男性に比べてヘッドスピードが遅く、ボールを上げることが優先される。結果、どこのメーカーもシャローフェースが定説だった。

「女性ゴルファーのミスヒットのほとんどはテンプラやダフリが挙げられ、フェース上下に芯を外す傾向がみられます。新製品はディープながらフェースがボールを一旦包み込んでから弾き飛ばす構造なので、1ラウンド時の平均飛距離が10~15ヤード伸びます。その爽快感は、誰もが味わえるでしょう」(同社)-。

シャフトはグラファイトデザイン社製オリジナル「FS-1」を装着した。高弾性素材によるしなり戻りの速さ及び目標方向へのオートマチックさに加え、シャフトが自然なタメをつくることで、振りやすく楽に飛ばせる機能を備えたとか。

"女性だって飛ばしたい"そんな声に応えるドライバーの登場だ。

■ 仕様

ロフト/HT(13度)、11・5度▽硬度/L、R2▽長さ/44・5インチ(他は特注)▽総重量270g(硬度L)▽価格/オープン(店頭予想価格9万9750円)

商品の問い合わせはリョーマゴルフへ、TEL042~631~0050。



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