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ザ・ホンダクラシック
期間:02/25~02/28  場所: PGAナショナル(チャンピオンコース)(フロリダ州)

アダム・スコットのジョーク 長尺パターをプレゼントした相手は

スコットはレギュラーサイズのパターもいよ スコットはレギュラーサイズのパターもいよいよフィット

2016年1月に始まったアンカリング規制。クラブの一部を上半身などに固定して打つことが禁止され、これまで長中尺パターを使っていた選手たちの講じる対策が、いよいよ試されている。規制前にこの打ち方でメジャータイトルを手にした名手の代表格がアダム・スコット(オーストラリア)。2013年のマスターズ王者は、フロリダ州で行われている「ザ・ホンダクラシック」で、通常のシャフト長のパターに戻して以降、初めての勝利をぐっと引き寄せている。

スコットの最後の勝利は2014年5月の「クラウンプラザインビテーショナル」。世界ランク1位で迎えたばかりの大会で、プレーオフでジェイソン・ダフナーを長尺パターで一蹴した。規制時期が迫り、15年は年始にレギュラーサイズのパターを使ったものの、どうもしっくりこなかったのか、メジャーシーズンは以前の長尺で戦った。

本格的に問題に取りかかったのは「日本オープン」などに参戦した昨秋ごろ。「普通のサイズのパターだって、昔は使っていたわけだから」とクールに向き合ってきた。その努力が実りそうなのが、今週だ。3日目を終えて首位タイと絶好のポジションに立った。

ところでスコットは、このほどストックしてあった長尺パターをある人物に贈ったという。AP通信によれば、受取人はR&Aの前最高責任者、ピーター・ドーソン氏。在任中にアンカリング規制ルールを作ったリーダーだ。「彼の退任(昨年末)に合わせてね。とても喜んでくれたみたい。『時代遅れになったほかのクラブと一緒に保管しておく』と話していたよ」という粋な?ジョークだった。

マスターズを制した際の長尺モデル同様、現在のレギュラーサイズのパターもスコッティ・キャメロン製。昨年、一時的にオデッセイのモデルも握ったスコットに対し、キャメロン氏が本腰を入れて作った特製の物だとか。

今週はスコットにとっての2016年3試合目。この日までに11ラウンドをプレーしたが、60台をマークできなかったのは今大会の第1ラウンドだけだ。それも「70」のイーブンパー。あとはすべてがアンダーパーというわけ。新パターのフィット感は、言うまでもなさそうだ。(フロリダ州パームビーチガーデンズ/桂川洋一)

桂川洋一(かつらがわよういち)
1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。ツイッター: @yktrgw

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