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米国女子クラフトナビスコチャンピオンシップの最新ゴルフニュースをお届け

2009年 クラフトナビスコチャンピオンシップ
期間:04/02〜04/05 場所:ペブルビーチGL他(カリフォルニア州、ミッションヒルズCC)

「クラフトナビスコ選手権」を戦う前に

2009/04/02 12:31

大会開幕を明日に控えた「クラフトナビスコ選手権」。この日はプロアマ戦が行われたが、各選手はコースの状態をチェックするとともに、最終18番ではもう一つ、忘れてはいけないことがある。

それは、この大会の優勝者は18番グリーン脇の通称ポピーズ・ポンドと呼ばれる人工池に飛び込むことが慣わしとなっており、その下見をしておくということだ。

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例えば、06年に首位と1打差の3位に入ったミッシェル・ウィは、昨日の時点で既にチェック完了。キャディとともに、「どこが一番深いのか確認した」と当然といった表情だ。「出来れば素晴らしい飛込みをしたいけど、きっと醜いものになると思うわ。でも、どれだけ遠くに飛ぶかなんて、私は気にしない」と笑う。

日本人選手もそれぞれで、小学校の頃、水泳で全国大会に出場した実績を持つ上田桃子は、「そんなの見ないですよ~」とちょっと照れ気味だったが、「私は橋の上からでもいいし、なんだったら潜水しようかな」と、実戦は任しておけといった雰囲気だ。

一方で、横峯さくらは「隣は汚いのに、飛び込むところだけ綺麗ですよね」と、几帳面に水質をチェックしていた。

だが、今回が5度目の出場となる宮里藍は、さらに鮮明なシミュレーションを行っている。「そういう勝つイメージとかは、前々からトレーニングしています」という宮里は、走って飛び込みます!ときっぱりと宣言。そのイメージでは、自分とキャディ、両親とマネージャの計5人で飛び込むそうだが、「皆さんも良かったらどうぞ」と、我々プレスにも声を掛けてくれた。

これまで惜しい試合はありながら、なかなか優勝に辿り着けなかった宮里が、歴史あるメジャー大会で米ツアー初優勝を飾ったら、多くの日本人プレスが池に飛び込んでしまうんだろうなぁ。誘われた手前もあるし!(編集部:今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

2009年 クラフトナビスコチャンピオンシップ



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