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ドライビングディスタンスの測定にハイテク機器導入!

全英リコー女子オープン初日、天候は晴れだが、時間が経つにつれ風が強くなってきた。そんな中、14番ホールでは選手たちのドライビングディスタンスの測定が行われていた。

日本ツアーでも頻繁に行われる測定だが、日本の場合は大会ごとに指定されたホールで独自にデータを取り、選手の最高飛距離をデータで争う。その集計を年間の選手データとして再集計する。大会ごとというのは、都度競技の運営会社が異なるため集計方法もまちまちという感がある。

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基本的にはあらかじめ測定されたポイント、例えば230ヤード、240ヤード・・・など10ヤード刻みにポイントを定め、選手のボールの位置に合わせて担当者が歩測する。その場合、歩測なので数センチ単位での誤差は正直生じてしまう。

ところが、現在LPGAでの測定方法は最新鋭の機械が導入されているのだ。写真の黒い上着の男性の前にあるのがその装置なのだが、コレを使用すると数センチ単位での誤差しか生じないと自慢げに説明してくれた。

ファインダーを覗き、測定したいボールに照準をさだめ、スタートボタンを押すだけ。すると、一瞬にして測定が終了し画面上に数値が表示される。この機械にGPS機能が搭載されていて、衛星からの信号をキャッチしているという。従来、ゴルフ場で使用できるGPS機能搭載の距離測定器が存在するが、半径10メートル程度の誤差が生じていた。しかし、この機械は縦に並んだ2つのレンズから光を当てているため、誤差はほとんどない。

そして、男性が右手で触れようとしている機材は通信機能を備えているため、瞬時にデータを転送できるようになっている。セントアンドリュースのようなリンクスコースではどこからボールが飛んでくるかも分からないので、このような最新鋭の機器があれば多少離れた場所からでも安全に、かつ正確なデータ収集ができるようになった。(編集部:本橋英治)

塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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