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今季未勝利のイ・ボミがいま思うこと

2017/08/03 18:29

「今は上しか見ない」

◇国内女子◇北海道meijiカップ 事前情報(3日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6476yd(パー72)

前年覇者のイ・ボミ(韓国)が、今季3試合目のディフェンディング大会に臨む。「昨年は調子が良かったので、あしたから良いイメージでまわれるといい」。つとめて明るく振る舞う笑顔にも、少しの陰りが見えるのは、苦境を強いられている状況ゆえか。

シーズン2勝をあげて乗り込んだ2016年大会は堅実にスコアを積み上げて3勝目。後半戦も盤石の強さで他を圧倒し、賞金女王まで一気に突っ走った。今季は状況が一変し未勝利のままでシーズンは後半戦に突入した。

「勝ちたい気持ちは当然ある。今週も、来週の『NEC軽井沢72』(14年)も『CAT Ladies』(16年)も…過去に勝った試合が続く。自分にとって相性の良い大会のはずだから、チャンスはあると信じている。そのチャンスでどのくらい決められるかが大事。昨年はそういったチャンスを生かすことができていたのに…」

シーズン序盤はショットの低迷に苦しんだ。16年は「70.09」とした平均ストロークも今季は「71.49」。それでも直近3試合でトップ10が2度と復調の兆しは見えつつある。ただ昨年との違いは16位(1.798)に沈んでいるパッティングだという。

「ショットを重点的に練習しすぎて、ショートゲームがおろそかになっていた」とこれまでの練習内容を反省。また体力低下による集中力の欠如もパッティングに悪影響を与えていたといい、特に暑さが厳しかったこの1カ月は「水分の摂取量が増え、次第にエネルギー不足に陥っていたかも…」と振り返った。

「(昨年は)上にいたら、(下位に)落ちてしまうことへの不安や緊張感があったけど、(今年は)下にいるから、『どうしたら上に行けるか』ということだけを考えるしかなくなった。楽な感覚はないけど、上を目指していく楽しみが今はある」。2年連続の賞金女王は新たな壁を必死で乗り越えようとしている。(北海道北広島市/糸井順子)

糸井順子(いといじゅんこ)
某自動車メーカーに勤務後、GDOに入社。ニュースグループ内では紅一点の存在だが、荒々しいトーナメント会場へ日々取材に足を運ぶ。趣味は茶道、華道、料理、ヨガ。特技は巻き髪。チャームポイントは片えくぼ。今年のモットーは、『おしとやかに、丁寧に』。

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