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プロテストトップ合格者 その心情は?

「3試合目で、やっと通れました・・・」。今年のプロテストにトップ合格した倉田珠里亜が、ホッとした表情で胸を撫で下ろした。トップ合格者への“ご褒美”として今季レギュラーツアー14試合の出場権を得たが、「meijiカップ」から2試合続けて予選落ち。そして、今週の「CAT Ladies」2日目を21位タイで終え、自身初の決勝ラウンド進出を決めた。

「周りからも“早く予選を通れ”とプレッシャーをかけられていたので、良かったです」と倉田。母・麻里さんとも、「そろそろ通りたいね」と話していたという矢先、2日目を3バーディ、ノーボギーの「70」にまとめ、ツアーで帯同を続ける母の前で最初の“関門”を突破して見せた。

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毎年、将来のスター候補生たちの誕生に熱い視線が注がれるプロテスト。トップ合格者となれば、メディアやゴルフファンの注目度の高さはケタ違いだ。倉田の話を聞いていて、ふと気になった。彼女たちは、その“称号”をどう受け止めているのだろう。プレッシャーに感じることは無いのだろうか。

2009年トップ合格の吉田弓美子は、自信を植え付けたタイプ。「それまでQTやステップで上手くいっていなかったので、1つの自信になりましたね。プレッシャーになることは無かったです」。その一方で、昨年トップ合格の東浩子は「去年はすごく重圧があった。思うように結果が残せなかったし、プレーしてもマイナス思考ばかりだった」と回顧。しかし、時の経過とともに“称号”との向き合い方は変わっていったという。「振り返った時に、“私は昔はこうだった”と思えるようになった。今では自信になっています」。それを成長につなげられたとき、年間たった1人しか味わえない苦しみは「特権」にもなるのだ。

そして倉田は言う。「私は、そんなにプレッシャーを感じるタイプじゃないんです。(予選通過について言われても)逆に、“通ってやる!”ってプラスに変えられました」。先週、ツアー通算2勝目を挙げた成田美寿々を抑えてのトップ通過にも、「実力では1番じゃないのに、たまたま1位になっちゃった感じ」と、重くは受け止めていない様子。今年のトップ合格者の、マイペースな素顔が窺えるようだった。(神奈川県箱根町/塚田達也)

塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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