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心拍数のコントロールでプレーもコントロール

2009/05/09 20:44

国内女子ツアーのメジャー戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」最終日を、2位に2打差の単独首位で迎える諸見里しのぶ。一昨年に「日本女子オープン」を制し、2度目の公式戦制覇に王手をかけている今週。もし明日の最終日にタイトルを獲れば、22歳と298日での公式戦2勝目は宮里藍の21歳と83日に次ぐ国内女子ツアー史上2番目の若年記録となる。

会見を聞いて印象的だったのは、諸見里のラウンド中の冷静さだ。この日はチップインバーディが2度とアプローチが冴え渡ったが、「手前に外してもチップインできる期待が自分の中で持てているので、安心してプレーできています」と、ミスショットをしても平常心を保ち、リカバリーショットに臨むことができている。

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「今年からトレーナーを替えて、体幹を鍛えたり、体のバランスを整えています」と、新しいトレーニングに励んでいるという諸見里。聞けば、「(昨年までと)変わった点は目には見えていませんが、ほんのちょっとだけ自分で心拍数をコントロールできるようになったかな、と思います」という。

「落ち着いて“この呼吸”をすれば、心拍数を落とせるということを、少しずつできるようになってきたと思います」。ゴルフはいかなる状況でも冷静さが肝心。今やゴルフは技術面やメンタル面だけではなく、呼吸法も重要なファクターとなっているようだ。

2009年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ



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