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難コース攻略のためにアプローチ練習を繰り返す選手たち

国内女子ツアー第3戦「ヤマハレディースオープン葛城」は、昨年の賞金ランキング5位までの上位選手が一人もいない状況で開催される。このチャンスに優勝を狙う選手たちは、前日のプロアマ戦後、表彰式が終了するとともに足並みを揃えるように練習場に繰り出した。

会場となる葛城ゴルフ倶楽部(静岡県)は、グリーンの難しさに加え強風が吹くと、アンダーパーでラウンドすることが不可能なほどの難易度になる。風に煽られ、硬いグリーンでボールは止まりにくく、グリーンからこぼれてしまうことも多い。したがって、選手たちはグリーン上のパッティング練習だけでなく、グリーン周りからのアプローチ練習にも余念がない。

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第1回大会となった昨年は、優勝スコアが1オーバーだった。優勝スコアがオーバーパーとなったのは2006年の「スタジオアリス女子オープン」以来。今年もオーバーパーでの優勝争いが展開されそうだ。試合を翌日に控えた選手たちは「とにかく手前から攻めないとスコアにならないですね。無理に突っ込むと奥にこぼれますし、奥からのアプローチでパーセーブをするのは非常に難しいです」と、有村智恵など数人の選手が話してくれた。

今週は火曜日の夜にまとまった雨が降り、水曜日の練習ラウンド時にはグリーンの速さをあまり感じさせなかった。しかし、一晩経つと本来の速さを取り戻してしまった。現時点での天気予報では、試合初日、2日目が晴天で、最終日のみ降水確率が50%。このままグリーンが乾き続けると、予選2日間は高速グリーン対応で我慢のラウンドが強いられそうだ。

日没迫る午後6時になっても練習を続ける選手が多かった。練習量の差がそのままスコアとなって現れるわけではないが、難コースを攻略しようと思う選手ほど練習を繰り返し、そういう意識が強い選手ほど上位で戦える準備が整うのではないだろうか。(編集部:本橋英治)

2009年 ヤマハレディースオープン葛城



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