自身も好調、スペインも好調！大人気の日本で初優勝を飾れるか？

今年が2度目の来日となるスペインのアサハラ・ムニョスだが、ホールアウト後は大勢のギャラリーに囲まれてサイン攻め。その端麗な容姿は既に多くの日本人ファンの心を掴んでいるようだ。

「こんなに大勢にかわいいって言われる国は他にないわ」とムニョスも?を赤らめる。「モデルじゃないけど、気に入ってもらえるのは嬉しい。でもそれだけじゃなくて、グッドプレーヤーとして、その両方で認めてもらいたいの」。今日の4アンダー、5位タイ発進はそんな想いをコース上で発散した結果ともいえそうだ。

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来日直前の台湾で2位タイ、その前週はマレーシアで3位と好調を維持している。「スイングは今年努力してきたものがついに一つにまとまってきたし、ソルハイムカップ（で勝ったこと）が自信になっている」とムニョスは言う。8年（4大会）ぶりに米国チームを破った欧州チームの一員として得た経験は「とっても大きい」と目を輝かせた。

6バーディ2ボギーの初日、「前半は良いパットが決まったし、後半もショットは良かったけどパットが決まらなかった。2つのボギーは良いショットだったけど、マネジメントのミス」と、ビッグスコアを出す残りの要素はパッティングだけ。ホールアウト後すぐにパター練習を行ったが、それも10分ほどの軽い調整だった。

先週、先々週と母国スペインでは、セルヒオ・ガルシアが世界に復活を告げる2週連続優勝を達成した。「スペイン人が優勝するのはいつでも嬉しいわ」と目を細めたが、次は自分の番という気持ちも強いはずだ。残り2日間、引き続きたくさんのチャンスを作って行きたいというムニョスだが、目指すは自身の初優勝かと念を押すと、「イエス、オフコース！」と再び大きな瞳を輝かせた。（三重県志摩市／今岡涼太）