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感極まる!服部真夕、親にも初めて見せた涙

「マンシングウェアレディース東海クラシック」でツアー3勝目を果たした服部真夕。優勝インタビューでは、これまでの2勝のときには見せることがなかった涙を見せた。大会初日に首位と2打差の3アンダー7位タイにつけた服部だが、この日は序盤にスコアを伸ばしながら後半に連続ボギーを叩いたことを悔やんだ。

師匠の岡本綾子からも「地元なんだし、ご両親も応援に来ているんなら頑張らないと」と檄をもらい、2日目には首位と1打差の通算7アンダー単独2位に浮上した。そして、最終日も朝6時に起きようと思ったときにメールが入った。

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「一所懸命やってきたご褒美が来る日が今日なのかな。今までやってきたことに自信をもって」という岡本からのエールだった。「岡本さんからそういう言葉をいただくとすごく、自分の力になるので、強い気持ちでラウンドできたかなと思います」という。

なにより、服部は地元での優勝を願っていた。これまでの2勝を両親の目の前で果たすことが出来なかったことよりも、地元という意識が強すぎて、目の前で好成績を残すことができていなかったからだ。「本当に嬉しいです」と話す服部の気持ちがそのまま、優勝インタビューでの涙に繋がった。

その姿を最後まで見守った父親の光司氏は、「あの子の涙は見たことがなかったですね。悔しいときは人前から隠れて泣いていたかも知れませんが、初めて見ました」と感動する。服部がゴルフを始めた小学校5年生のころは、祖母の薦めで愛知の坂田塾に通い、毎日一人バスで1時間もかけて通っていた。帰りは父親が迎えにいくが、いつも22時近くになるため車の中で食事を摂るような生活が続いた。

母親の伊子さんは当初、週末も休みがなく、ゴルフはお金もかかるのでと賛成していなかったというが、この日の娘の晴れ姿を笑顔で見つめていた。念願の地元優勝を両親の前で果たした服部だが、2週間後には再び愛知でメジャー大会の「日本女子オープンゴルフ選手権競技」が開催される。「もちろんメジャータイトルは欲しいです。注目されることは自分にとってすごく嬉しいことなので、それをプレッシャーに思わずに自分のプレーをしたいです」と、地元2連勝に挑む。(愛知県知多郡/本橋英治)

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2011年 マンシングウェアレディース東海クラシック



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