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原江里菜、初優勝の地で復活なるか!?

国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で、2008年に通算21アンダーの最多アンダーパー記録でツアー初優勝を果たした原江里菜。ところが、その後はショットが左右に曲がるなど、調子を落としてしまった。

09年には6回あったベスト10フィニッシュが、10年には0回。さらに予選落ちが20試合。そして今季は14試合に出場し、予選通過が2試合だけ。今大会は、6戦連続で予選落ちした状態で迎える。

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練習場でショットを打つ原は、キャディやメーカー担当者に「これで真っ直ぐ?」と、目標に対して真っ直ぐにスタンスをとれているかを何度も確認していた。「昨年は左に行くミスが多くて、それを修正したら、右に行くミスも出るようになって。でも右の方がトラブルが少ないので、意識的に右に打つようになってしまったり、試行錯誤の繰り返しです」と話す。

今季も引きずる不振については「正直、焦りはあります。でも、このコースは相性が良いとか思い込んで試合に挑んでも、結果は簡単にはついてこないということもわかりました。自分に期待しすぎず、目の前の1打に集中することができるようになりたい」と、自分に言い聞かせるように語る。

この日行われたプロアマ戦では、前半だけでバーディを4つ奪い、笑顔でクラブハウスに引き上げてきた。3年前の初優勝以降はラウンド中の笑顔が少しずつ減ってしまったが、この日のような笑顔で3日間戦い抜く原を再び見てみたい。(長野県北佐久郡/本橋英治)

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2011年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント



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