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国内女子リゾートトラストレディスの最新ゴルフニュースをお届け

ゴルフ観戦に立ち入り禁止ホール現る!!

国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」が、6月4日(金)から長野県のグランディ軽井沢ゴルフクラブで開幕するが、そのコース内にギャラリーが入ることのできないホールが存在する。7番と12番のいずれもパー3のホールで、ティグラウンドはおろかグリーンのそばにも立ち入ることができないのだ。

これは、山岳地に存在する同コースならではのレイアウトで、ティグラウンドやグリーンの横には乗用カートが1台ぎりぎり通れるようになっているため、多くのギャラリーが通過するには危険も伴うために大会側がやむなく下した判断だ。

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コースの立地条件によっては過去にも、同様のケースはあった。しかし、ここ10年以内にこのような措置をされたことがないので選手たちも戸惑っている。横峯さくらは「全くギャラリーがいないんですよね・・・。ちょっと寂しい気もしますがしょうがないですね」と話す。実はこの2ホール、報道関係者もシャットアウト。したがって、我々も何が起こっているのか知る術がない。

まして2ホールともパー3ということで、ホールインワンが出たとしても誰も写真で抑えることはできず、達成した選手もギャラリーの反応が全くないので、試合で達成した気分にはなれないはずだ。

そして、今週の会場は、ここ数年の女子ツアーでもっとも高低差のあるコースと言っても過言ではない。クラブハウスが標高800m台にあるため、コースまでの道路も険しいのだが、いったんコースに出ると、極端な打ち上げ打ち下ろしはないが、ホール間のインターバルが長くそして上り坂が多い。

先ほどの7番、12番以外にも8番グリーンから9番ティグラウンド、17番グリーンから18番ティグラウンドへの移動も選手たちは送迎用のカートを利用する。したがって、ギャラリーは好きな選手について回ることが難しい。

さらに、9番グリーンから10番ティに向かう坂が強烈だ。この日計測を行ったら、9番グリーンと10番ティでは高低差が実に50mもあった。これを急な上り坂でパー4のホール約1つ分上りきらないとたどり着けない状況となっている。

選手を送迎する電動式の乗用カートもさすがにバッテリーが持たないということで、9番ティでの待機中は電源を切ってバッテリーを温存する。今週観戦に訪れる方は、しっかりと歩ける靴を履きましょう。そして登山の気分で、山の上の新鮮な空気を吸って、爽快な汗をかきましょう。(編集部:本橋英治)

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2010年 リゾートトラストレディス



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