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迷彩柄ウェアの悲運

両脚の太もも部分に、大きなポケットが張り付けられたカーゴパンツ。生地が丈夫で利便性も高く、近年はゴルフ場で着用するゴルファーも増えた。しかし今年4月、日本女子プロゴルフ協会は、迷彩柄のウェアと共にカーゴパンツの着用禁止を発令した。

理由は、プロゴルファーが着用するウェアとしては相応しくない、とのこと。この禁止令、今年6月の「リゾートトラストレディス」後から施行されるはずだった。だが、通常ウェアメーカーとプロゴルファーは年間で使用契約を交わしているため、シーズン途中での禁止は少なからず問題が生じてしまう。そのため、今年一杯を猶予期間とし、本格施行は2009年1月以降に先延ばしされたわけだ。

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しかし、この猶予期間が認められたのはカーゴパンツのみ。一方の迷彩柄ウェアは、当初の予定通り「リゾートトラストレディス」後から着用禁止となる。「中京テレビ・ブリヂストンレディス」のプロアマ戦が行われた22日、上原彩子が迷彩柄のズボンを着用してプレー。これまでも迷彩柄を愛用していた上原は、「ウェア契約しているオークリーのズボンで、5着持っています。よくはいていたので残念ですね」と渋い表情。やはり年単位での契約のため、今後の不安を唱えていた。

迷彩柄ウェアの禁止に猶予期間が認められなかったのは、着用する選手の絶対数が少ないためだという。少数とはいえ、選手とメーカーとの契約が絡む重要な事項だけに、平等に猶予期間を与えても良かったのではないか、とも感じる。(編集部:塚田達也)

塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。



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