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今週は逃げないゴルフを貫きます!諸見里しのぶ

国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」の初日に4アンダー首位タイにつけ、2日目はスコアを1つ伸ばしたが、3位タイに後退した諸見里しのぶ。首位とは3打差の逆転チャンスのある位置で最終日を迎えるが、今週はあるテーマを持って試合に挑んでいる。

それは気持ちで逃げずショートアイアンで攻めるゴルフをすること。今季の諸見里は8月の「アクサレディスゴルフトーナメント」で3年連続となるツアー3勝目を果たしたが、先週の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」など、すでに今季3度の予選落ちを喫している。

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特に先週はコーチの江連忠がキャディをしてスコアを崩してしまったことを悔やんでいる。これまでの諸見里は、予選落ち後は自分の技術の無さを補おうと練習に打ち込んでいたが、今年は少し違う行動をとっている。沖縄に両親がゆっくり暮らせるようにとプレゼントした家がある。今季はスケジュールをみてすでに3回も沖縄に帰っているという。

「もちろん私の部屋もあるのですが、すごく落ち着くんです。家にいたら引きこもりになりますね。なにもしないでゆっくり過ごしています」。これまで2度の予選落ち直後の試合では10位タイ、5位タイと好成績を残してきた。そして今回も。

考える時間もあった。そこで、江連コーチから言われたことを頭の中で繰り返し反芻した。安全にというよりも逃げる気持ちが出てしまうのを、攻める気持ちに切り替えること。特にショートアイアンで攻めることを意識している。今週は雨の影響でグリーンが柔らかく、ピンをデッドに攻めなければバーディチャンスにつけられない。2日間で10個のバーディを量産したが、最終日も攻め続けられるか注目したい(編集部:本橋英治)



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