クリーマーの最終日としては、ちょっぴり物足りないホワイトボールだが…

今回が4度目の「マスターズGCレディース」挑戦となったポーラ・クリーマー。ピンクパンサーの異名を持つクリーマーは、最終日は全身ピンクずくめの出で立ちというのが、日米問わず恒例になっている彼女のスタイルだ。

この日もピンクでコーディネイトして登場したクリーマーだったが、いつもと違ったのはそのボールが真っ白だったこと。現在は、ブリヂストンのニューボールをテスト中で、そのボールにまだピンク色が無い為に、ちょっぴり迫力が欠けたようになってしまった。

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米ツアーでは、ピンクボールに慣れる為に、日曜朝の練習場には自らピンクのボールを持ち込んで打撃練習を行い、余ったボールはその場でサインをしてファンにプレゼントするという粋な計らいも人気となっている。

今週は白いボールで気分も乗らなかったのではと思いきや、「ちょっと気にはなったけど、だからといって調子の良い悪いには関係ないわ」と、一笑。聞けば、3週前の「サムソンワールド選手権」からこのボールを使い始め、その試合で早速優勝を飾ったのだから、縁起の良いボールとも言えそうだ。

今年は14位タイと優勝争いには絡めなかったが、「全体的にゴルフは悪くなかったし、楽しかったです」というクリーマー。「日本が好きだし、来年もまた戻って来たいです！」と笑顔で会場を後にした。（編集部：今岡涼太）