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HONMA契約最古参 リャン・ウェンチョンが見てきたこと

今年で契約12年目。ホスト最古参のリャン 今年で契約12年目。ホスト最古参のリャン・ウェンチョンは4打差で最終日へ

今季から国内男子ツアーの新規競技として産声をあげた「HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF」。今大会出場選手のうち主催する本間ゴルフと契約を結ぶホストプロは総勢12人にものぼり、今や多くのトッププロを抱える同社の勢いを象徴する舞台となっている。

本間ゴルフは2012年に岩田寛、13年に小田孔明上井邦浩、14年に谷原秀人高山忠洋、今年から藤本佳則と、近年は日本男子の実力者たちと続々に契約している。ただ、その最古参となるのは04年から契約を結ぶ中国人選手リャン・ウェンチョン(中国)。今年で12年目のシーズンを迎えている。

リャンはいう。「長い歴史がある本間ゴルフさんに10年以上もサポートをしてもらい感謝しています。チーム本間の仲間もすごく増えたし、日本ツアーで本間さんの試合ができたことはすごくハッピーです」。

リャンが契約した当時、レギュラーツアーで活躍する本間ゴルフの契約プロは少なかった。リャンはその1人で、今大会名にもある現在のフラッグシップモデル『TOUR WORLD』シリーズに至るまで数々のモデルを手に戦い続けてきた、数少ないプロでもある。クラブだけではない。2005年には経営が破綻し、民事再生法の適用を申請したどん底の時代もともにした。

道具を使う競技だけに、ゴルフ用品メーカーとしての試行錯誤を全身で感じてきた。それだけに、「ここまでアップダウンがあったけど、本間ゴルフさんがここまで大きく戻れたことが嬉しい。このツアーにも大きな意義があると思います」と感慨深げだ。

そもそも日本でまったく無名だったリャンが本間ゴルフと契約に至ったのは、かつて日本でプレーしていた同郷の張連偉(チョウ・レンイ)の紹介だった。04年に来日した当時は「言葉も何も分からなかった」という。そんな右も左もわからない異国生活を始めたリャンをサポートしたのが、「空港からホテル、コースまでの送迎のすべてケアをしてくれた」という同社のツアースタッフだ。リャンの本間ゴルフへの恩義は、契約当初から厚いものとなっていった。

近年はアジアンツアーを中心に世界を飛び回っているが、「良くサポートしてもらっています」と目を細める。04年当時はまだ実績のなかった中国人選手と契約を交わし、今も変わらぬ手厚いサポートを続けている本間ゴルフの姿勢からは、逆境をバネにトーナメント開催までこぎつけるに至った理由を推察できるような気がしてくる。

「この大会に出られて幸せです。優勝を狙う?もちろんです」。3日目を終えて首位と4打差の5位タイ。12年目の恩返しへ、チャンスは十分にある。(茨城県小美玉市/塚田達也)

塚田達也(つかだたつや)
1977年8月23日生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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