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片山晋呉 プロ20年目の目標と自負

お馴染みのテンガロンハットで和合を戦う片山晋呉。最終日に逃げ切れるか

プロ20年目の2015年、片山晋呉が掲げた目標は「通算30勝&生涯獲得賞金20億円突破」だそうだ。今年中に2勝、賞金で約6900万円を重ねればどちらも“大台”に到達する。

自身のシーズン初戦となった今週の「中日クラウンズ」で、片山はいきなり初勝利のチャンスをつかんだ。7位タイから出た3日目に5バーディ、1ボギーの「66」(パー70)をマークして通算7アンダー。I.J.ジャン(韓国)と並び、首位タイで最終日を迎えることになった。

2週前の開幕戦を欠場した要因となった腰の痛みは、治まるどころか日々激しさを増している。「きょうは朝から“やめよう”と話していた。凄まじい痛さ。切り返しとインパクトの時、2回痛い時がある」というが、出だし1番から正確なウェッジゲームで2連続バーディを奪って勢いづいた。カップに沈めたボールを拾うのはキャディの役目。

終盤16番でバンカーを渡り歩き、4オン1パットでこの日唯一叩いたボギーにも「きょうで一番の(ナイス)ボギー」と満足げで「万全とはいかないだろうけど、18番で王冠を手にしたい」と、手負いの体で懸命に意欲を口にした。

今年で56回目の開催となった日本最古のスポンサートーナメント。片山は橘田規(きったただし)、安田春雄、ピーター・トムソン、グラハム・マーシュ、スコット・シンプソンと同じく過去2度の優勝を誇るが、3勝以上したのはともに5勝の青木功尾崎将司しかいない。「何度かそこにいくチャンスはあったんだけどね」

開幕直前の前夜祭。そのレジェンド2人が陣取った机に片山は呼ばれたそうだ。

「20分くらい話ができたんだけど、やっぱりイイね…ああいう話、生の声を聞けること、『おい、座れ!』って言われることが、やっていてよかったなあと思う瞬間だね。ジャンボさんが、たくさん話してくれることもないからね。まあ、なにせ(2人は)ゴルフが好きだわ。異常だよ(笑)。『お前、クラブは何使ってんだ』から始まり…」

並の選手では及びもつかない数字を目標に掲げることができるのがトッププロ。しかし、この42歳最年少永久シード選手は、そんな無形の財産といえる瞬間にこそ胸を張るのである。(愛知県東郷町/桂川洋一)

桂川洋一(かつらがわよういち)
1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。ツイッター: @yktrgw

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