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「全米OP」覇者ウェブ・シンプソンが短尺パターデビュー

キーガン・ブラッドリーが2011年に「全米プロ」を制し、2012年の「全米オープン」はウェブ・シンプソン、同年の「全英オープン」はアーニー・エルス(南アフリカ)、そして、2013年の「マスターズ」はアダム・スコット(オーストラリア)がグリーンジャケットに袖を通した。これらのメジャーを次々と制覇した中長尺パターの使い手たちが、アンカーリング論争を引き起こしたという面は否定できない。

アンカーリングを禁止する新ルールが施行されるのは2016年1月1日から。あと1年ちょっとに迫ったこの日、シンプソンが日本で短尺パターをデビューさせた。

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「試合で使うのは初めてだけど、感触は良かったよ!最初は少し緊張していたけど、今は第1ラウンドが終わってホッとしている。終盤にもう少しパットを決められれば良かったけど、手応えは良かったね」。

10番スタートのこの日、シンプソンは前半インで2バーディ。後半アウトは1ボギーで回って1アンダーの25位タイと、無難なスタートにその表情は明るかった。

昨年、松山が優勝した「ザ・メモリアルトーナメント」で短尺パターを使ったブラッドリーは、「マイナス面は精神的なものだけだね。みんなが自分を見ていることが分かるんだ。それが一番難しい」と話していたが、アメリカから遠く離れた日本でシンプソンが短尺を使っても、それほど注目されることはないだろう。その意味では、初来日してトーナメントを戦う意味は小さくない。

1月の「ソニーオープン」からは、米ツアーでも短尺パターを使うつもりだというシンプソン。「(結果が)良くても悪くても、それを使うよ。ルールが変わる前に、自分が先に変えるんだ(笑)」。あまり注目するのも気が引けるので、ひそかにグリーン上の様子を見ておこう。(宮崎県宮崎市/今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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