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技と心が導く ベテランのメジャー覇者たちが上位で決勝へ

今季の国内メジャー初戦「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」はコースレート77.4と日本屈指の難コース、ゴールデンバレーGCで開催されている。開幕前は「アンダーパーの選手は数人出るかどうか」と、倉本昌弘PGA会長が予想していたが、18選手が通算アンダーパーで予選2日間を終えた。

しかし、ここまでの結果はピン位置を決める責任者、PGAの平野浩作氏の想定内。「今日はバーディを獲りやすい位置にピンを切っています。メジャーですから決勝ラウンドは厳しいセッティングにしますよ」。選手たちに攻め方のメリハリを付けさせるため、この日はあえてスコアが出やすいように設定したという。

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とはいえ、コースレイアウトそのものが複雑で、ピン位置に関係無く難易度は高い。予選カットラインは、今季ワーストの通算4オーバー。この状況に46歳の谷口徹と45歳の手嶋多一が通算5アンダーの3位タイ、46歳の深堀圭一郎も通算3アンダーで9位タイにつけている。

「コースに着いて初めてラウンドした時、谷口さんに合ったコースだと思いましたね。ベテラン向きのコースですよ。無理はしないし、池にも入れずアプローチの技を持っている選手が上に来る。ピンが(左右に)振ってあっても無駄なボギーを打たないし、悪くてもボギーで踏ん張る」。この日ノーボギーで4ストローク伸ばした手嶋多一は、そう分析する。

この日、3ボギーを叩きながらも、6つのバーディで3アンダーまでスコアを伸ばした深堀も「いくつかピンチはあったけど、要所でしっかりプレーできた。グリーンはピンと同じ面を捕らえていれば、なんとかなる。決勝はさらにピンを振ってくると思うので極力無駄なボギーを打たないようにしたい」と、決勝ラウンドでの協会の目論みを読んだ。

手嶋は2001年、深堀は03年、そして谷口も07年に日本一過酷なセッティングで戦う「日本オープンゴルフ選手権競技」を制している。ボギーを覚悟したラウンドの中でも、ショットや小技でチャンスを生かすベテランは、挫けない精神力にも長けている。(兵庫県西脇市/本橋英治)

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2014年 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯



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