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EPGAツアー「リンデ・ドイツ・マスターズ」初日

今シーズンの「全米プロ選手権」チャンピオン、リッチ・ビームの欧州PGAツアーのデビュー戦となった「リンデ・ドイツ・マスターズ」。ビーム曰く「メジャー・チャンピオンになって最高に嬉しいことのひとつが、どのツアーへの参戦権を楽々もらえること」だと語っている。そしてビームは、そのアドバンテージを活かし、来週の「WGC-AMEX選手権」にも参戦するが、その前に彼にとって思い出の地、ドイツでのプレーとなった。実は80年代中盤に、クラブプロのビームの父がドイツに4年間駐在。当時高校生だったビームはドイツでのアメリカンスクールに通っており、そこでのゴルフ大会に2度も優勝しているらしい。

イン・スタートのリッチ・ビームは6ホール目の16番パー3でティショットをピン横30センチにつけバーディ。スタートから6ホールで4アンダーにまでスコアを進めた。一方、2001年のメジャー・チャンピオン、レティーフ・グーセンも好調。同じくイン・スタートで前半最後の18番パー4で、ソフトなグリーンを上手く活用してピン横に突き刺すショット。4アンダーで折り返した。

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リッチ・ビームはバックナインで少々てこずり、結果71としたが、グーセンは波にのったまま。7番パー5では広いグリーンのピンと逆サイドからの30メートル近いパットを沈めイーグル!7アンダーと一気に首位に躍り出た。しかし、そのグーセンまでも越えるチャージを見せたのが、オーストラリアのスティーブン・リーニー。最終18番でも5メートルのバーディパットを沈めるなど、初日8バーディ・ノーボギーの単独首位でフィニッシュした。

◇初日の結果
首位(-8・64):スティーブン・リーニー
2位タイ(-7・65):レティーフ・グーセン、マーク・ピルキントン
4位タイ(-5・67):ピーター・オマリー、ゲイリー・エバンス、ソーレン・ハンセン、トーマス・ビヨーン

◇ライダーカップ選抜メンバーの初日
(-4・68):ベルンハルト・ランガー
(-3・69):パドレイグ・ハリントン、ピエール・フルケ
(-2・70):ポール・マッギンリーリー・ウェストウッドニクラス・ファス
(-1・71):コリン・モンゴメリー
*EPGAツアー「リンデ・ドイツ・マスターズ」は初日から最終日まで「ザ・ゴルフ・チャンネル」で衛星生中継予定

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