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欧州PGAツアー「カナリアス・オープン・デ・スペイン」最終日

最終日を2位以下に5打差の大きなリードでスタートしたセルヒオ・ガルシア。自国の大会での初優勝に向けまい進していた。
出だしの1番からアプローチをピン横30センチにつけ、バーディで15アンダー。続く2番でもなんとイーグルで17アンダー。2位との差を7打に伸ばし、これは楽勝かと思われた。
しかし4番、7番でのボギーで15アンダーに後退。さらにパー4、12番でのティショットが大きく左にミスショット。打った瞬間にガルシアが大きな怒鳴り声をあげるほどのミスの結果はなんとダブルボギー。続く13番では2メートル半のパーパットも外し、ついに12アンダー、2位以下との差は1打にまで底をついてきた。

その後、14番でバーディを奪い、少々息の荒さもおさまったものの、15番でもボギーを叩き、ハラハラドキドキが続く。しかし16番で難しいラインを読みきり、バーディを決めてガッツポーズが出たあたりからガルシアの本調子に戻り、最終ホールも見事なチッピングでギャラリーを沸かせ、結果的には2位以下に4打差をつけ優勝。

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いままでのガルシアの優勝はすべて最終日の好スコアが大きな要因となっていた。どれももちろん60台、それも64だの、65だの、かなりの好スコアばかり。初の自国の地での優勝が、やけにアップダウンの激しいゴルフで飾られた。 ガルシアはこの"見せ場"だらけのジェットコースターのような試合展開の優勝で欧州PGA4勝目、賞金ランキングも4位に浮上した。これでガルシアの今季の優勝はPGAで1勝、欧州PGAで1勝と、アメリカツアー、ヨーロッパツアー両方で賞金王になるという彼の今年の目標に着々と近づいている。

セルヒオ・ガルシア
「まぁ、バカな間違えもあったし、酷いプレーもあったけど、優勝は優勝。かなりハラハラする展開になってしまったけど、このコースで最も厳しい上がりの数ホールでバーディを決めるなど良いプレーで締められたから満足だよ。12番のティショットミスと13番でのパーパットミスが痛かったね。でも14番でバーディを奪えたのと、16番での厳しいバーディパットをねじ込めたのが勝因。あれが入ったから、自信を取り戻せたし、プレッシャーに押しつぶされることもなく、最後まで攻めのゴルフができたんだ。やっぱり、自国スペインでプロとしての初優勝は最高の気分だね。」

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