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全米プロゴルフ選手権
期間:08/10~08/13  場所: クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)

トーマスがクエイルホローでメジャー初制覇

13番でチップインバーディーを決めて雄叫びを上げた

クエイルホローでの最終日を「68」でラウンドしたジャスティン・トーマスが2打差で「全米プロゴルフ選手権」を制覇し、メジャー初優勝を遂げた。

今季メジャー最終戦のファイナルラウンドはバックナインに入っても、複数の選手に優勝のチャンスがある混戦となった。最終的には通算8アンダーまでスコアを伸ばしたトーマスがバトルを制し、ヨーロピアンツアーメンバーのフランチェスコ・モリナリルイ・ウーストハイゼンパトリック・リードらを退けた。

イタリアのモリナリと米国のリードにとって今回の2位タイは、それぞれメジャーでの自己最高順位となり、2010年の「全英オープン」王者であるウーストハイゼンにとってはメジャーで4度目の2位フィニッシュとなった。

通算5アンダーの5位タイにはリッキー・ファウラー松山英樹が入り、さらに1打差で3日目まで大会をリードしたケビン・キスナーとグラハム・デラエが続いた。
目覚ましい2017年シーズンを送るトーマスは、順調に増やしている自身のコレクションにワナメーカートロフィーを加えた。

この勝利はトーマスにとって今年3勝目であり、ハワイの「ソニーオープン」で「59」をたたき出し、「全米オープン」では最小アンダーパー記録となった「63」をマークするなど、躍進著しい今季PGAツアーでは4勝目となった。

「これで、今後、僕の名前からメジャーチャンピオンの称号が取り除かれることはないんだ。あといくつか、いや、もっとたくさん(メジャーで)勝つことができればいいね」とトーマス。

「1勝しなければ(メジャーでの)2勝目はないわけだから、とても興奮しているし、この勝利はすばらしいね。素敵な一日だったし、すばらしい経験だった。僕にとってかなり大きいね」

「子どものころからゴルフファンとして育ってきたので、全てのメジャーで優勝したいんだ。どのメジャーだって優勝したい。僕にとって全米プロは、間違いなく特別な地位を占めているし、特別に意欲をかき立てられる大会といっても良いかもしれない。プレーする大会は全て勝ちたいと思っているし、全てのメジャーで優勝したい」

「詰まるところ、この勝利はとてもクールだね。父の前でのメジャー初優勝だし、祖父も自宅のテレビで見ていると思う。彼と話をできたのだけど、とても良かったね。とにかく家族にとって最高の勝利だし、僕ら全員にとって忘れられない瞬間だった」

首位と2打差で出たトーマスは、バンカーに3度つかまった1番でボギーをたたくと、2番では5メートルのバーディパットをねじ込んでバウンスバックしたが、3番を再びボギーとした。

24歳のトーマスはパー5の7番でバーディを奪うと、9番では11メートルのバーディパットを沈めた。10番ではカップのフチに留まるかに見えたバーディパットがカップへ落ち、大歓声を背に松山、キスナー、クリス・ストラウドと首位の座を分け合った。

その後、モリナリが15番でバーディを奪ったことで、優勝争いは5人による勝負となった。首位タイに並ぶ選手たちがことごとくボギーをたたく中、トーマスは13番でグリーン左からチップインバーディを奪い、一気に2打差の単独首位に抜け出した。

モリナリに続き、リードと松山も15番でバーディを奪って1打差まで詰めたが、17番でトーマスが見事な7番アイアンのショットでピン手前4.5メートルへつけ、このバーディパットを決めて後続との差を3ストロークに広げた。

トーマスはティショットをバンカーに入れた18番でボギーをたたいたが、ひとつ後ろの最終組で回るキスナーとストラウドが後退したため、これで勝利を確定させた。

難関の1番でバーディ発進を遂げたモリナリは、パー5の7番でもしっかりとバーディを奪ったが、10番で3パットのボギーをたたいたことで、優勝から遠ざかったかに見えた。しかし、11番と12番で3メートルのバーディパットを決めたモリナリは、ピンそば1.2メートルにつけた14番でもバーディを奪うと、続く15番でもバーディを奪って首位タイに浮上した。だが、16番でボギーをたたいて失速した。

2番から7番までを4バーディ、2ボギーとしたリードは、10番、14番、15番でバーディを奪ってリーダーボードを駆け上がったが、最終ホールでボギーをたたいて一歩後退した。

イーブンパーでハーフターンしたウーストハイゼンは、11番でボギーをたたいたが、15番ではチップインイーグルを奪って盛り返した。続く16番でボギーをたたいて優勝からは遠ざかったが、最終ホールでは15メートルのバーディパットをねじ込んで堂々たるフィニッシュを決めた。

12番から4連続バーディを奪ったファウラーは「67」をマーク。一方、松山は「72」で最終日を終えた。

最終ホールでダブルボギーをたたいたキスナーは「74」とし、デラエは「69」をマークした。この2人の3打差の9位タイには、メジャーデビューを飾った「ポルシェヨーロピアンオープン」王者のジョーダン・スミス、ストラウド、ジェイソン・デイマット・クーチャーが入った。


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