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全米オープン
期間:06/15~06/18  場所: エリンヒルズ(ウィスコンシン州)

ケプカが「全米オープン」でメジャー初制覇

2017/06/19 14:30

優勝者にトロフィーが

終盤にみごとなバーディ攻勢に出たブルックス・ケプカが4打差で「全米オープン」を制覇し、エリンヒルズで初のメジャータイトルを手中に収めた。

米国のケプカは、3日目を終えて首位に立ったブライアン・ハーマンと1打差で最終日を出て、熾烈なバトルを繰り広げた。14番からの3連続バーディで一気に突き放し、通算16アンダーまでスコアを伸ばして競り勝った。

ハーマンは最終日を「72」とし、日本の松山英樹と並ぶ2位タイで大会を後にした。さらに1打差の4位には、こちらも最終日を「72」としたイングランドのトミー・フリートウッドが入った。

今回の勝利はケプカにとって、レース・トゥ・ドバイ(欧州ツアーの賞金レース)を8位で終えた2014年の「トルコ航空オープン」以来、2度目の欧州ツアー制覇となった。

通算16アンダーの優勝スコアは、ロリー・マキロイが2011年にコングレッショナルでメジャー初制覇を果たしたときと並ぶ「全米オープン」最少スコアとなった。

「今週はこれまでにないほど自信に満ちあふれていた。ショットがとても良いと感じていた。フェアウェイにボールを置くことができていた。ここではそれが必要とされる。パッティングがとても良かった」とケプカ。

「それらのことに時間をかけて練習を積んできた成果だよ。振り返ると、数年前は4人で小さい車にゴルフバッグを4つ積んでチャレンジツアーで転戦していた。いまは『全米オープン』王者になれたんだ。とてもクールだね」

「ヨーロッパへ渡り、そこで経験を積んで色々なコンディションでプレーできるようになるというのが必要なことだったんだ」

「チャレンジツアーで勝利を積み上げたけれど、いつでも勝てばそれが自信につながるから、いまは当時のことを思い出すね」

ケプカはパー5の1番でバーディを奪った。通算12アンダーとしてハーマンに並ぶと、続く短いパー4の2番ではチップショットでピンそばに寄せてバーディを奪い、単独首位に抜け出した。

1番、2番で堅実なパーセーブというプレーの選択を強いられたハーマンは、プレッシャーの影響を感じさせるプレーを展開したが、3番では9メートルのバーディパットをみごと沈め、首位タイに浮上した。

ケプカは8番で10メートルのバーディパットをねじ込み、1打差の首位でハーフターン。しかし、10番で3パットのボギーをたたき、再びハーマンと首位を分け合った。

一方、松山は1番でバーディを奪うと、4番ではフリンジから12メートルのバーディパットを決め、続く5番では2打目をタップイン圏内につけて通算9アンダーとした。

その後、松山は6番のボギーで失速したが、11番で3.3メートル、12番で6メートル弱のバーディパットをそれぞれ沈めた。一気に二桁アンダーまでスコアを伸ばし、首位との差を3ストロークに縮めた。

ハーマンは深いラフにつかまった12番をボギー。松山は14番と15番をバーディ、ボギーとすると、続く16番でティショットをピンそば3.3メートルにつけてバーディを奪い、首位との差を縮めた。

松山は18番でもバーディを奪って、クラブリーダーとなった。ケプカは14番でみごとなバンカーショットからバーディを奪った。ハーマンが13番で3パットのボギーをたたいたことで、27歳のケプカが主導権を握った。

ハーマンは14番でバーディを奪ってバウンスバックしたが、ケプカは2打目をピン奥3メートルにつけた15番でバーディ。続く16番では5メートルのバーディをねじ込み、3ホール連続バーディとして4打のリードを築いた。

フロントナインを「37」としたフリートウッドは波に乗り切れない。14番でバーディを奪って望みをつないだ、結局はケプカのチャージに圧倒される結果となった。

通算10アンダーの5位タイにはリッキー・ファウラービル・ハースザンダー・シャウフェレの米国勢が入った。その1打差でチャーリー・ホフマン。2打差の9位タイにはテリー・マリナックス、ブラント・スネデカージャスティン・トーマスが入った。


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