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全米オープン
期間:06/15~06/18  場所: エリンヒルズ(ウィスコンシン州)

メジャー初V争奪戦 フリートウッドが好位置で最終日へ

首位と1打差で最終日へ。メジャー初優勝の 首位と1打差で最終日へ。メジャー初優勝の望みをつないだT.フリートウッド(Streeter Lecka/Getty Images)

「全米オープン」はブライアン・ハーマンが単独首位で最終ラウンドを迎える展開となったが、エリンヒルズでの最終日へ向け、イングランド出身のトミー・フリートウッドも1打差で首位に肉薄する絶好の位置につけた。

土曜日に「67」をマークした米国のハーマンは通算12アンダーとし、フリートウッド、ブルックス・ケプカ、そしてウィスコンシンで大会記録を樹立したジャスティン・トーマンに1打差をつけた。

フリートウッドは「68」をマークして優勝争いに残ったが、この日、最もギャラリーを沸かせたのは、それをさらに5ストローク下回り、「全米オープン」史上初の1ラウンド9アンダーを叩き出したトーマスだった。

ケプカもフリートウッドと同じく、この日は「68」でラウンドし、その1打後方にはリッキー・ファウラー、そして2打後方にはキム・シウーがつけている。

この日、早い時間帯に主役の座を奪ったトーマスは、最終ホールを圧巻のイーグルで締め括り、「全米オープン」史上5人目となる「63」をマーク。エリンヒルズのコースレコードを更新した。

その後、まずフリートウッドがトーマスを抜いて単独首位に立ち、その後、ハーマンが首位タイに並ぶ展開となったが、フリートウッドは最終ホールでボギーを叩いて単独首位の座をハーマンに譲る格好となった。

ケプカは最終ホールでバーディを奪って2位タイに浮上し、これで混戦模様となったリーダーボードのトップ16はいずれもメジャー未勝利と、最終日はスリリングな展開が必至の状況となった。

目下「レース・トゥ・ドバイ」で2位につけるフリートウッドは、1番で3.6メートルのバーディパットを沈めて通算8アンダーとする素晴らしいスタートを切ると、その後6ホールは危なげなくパーとして優勝争いに留まった。

8番で6.6メートルのバーディパットをねじ込んだ26歳のフリートウッドは首位タイに浮上すると、12番ではグリーン面の見えないブラインドショットをピンに絡め二桁アンダーに乗せた。

その後、14番でバンカーからの見事な寄せワンでバーディを奪ったフリートウッドはここでトーマスを捉えると、続く15番ではグリーン脇の難しいライから見事なリカバリーを見せてバーディを奪い、単独首位に抜け出した。

しかし、フリートウッドは最終ホールの3打目と4打目で続けざまにグリーンを捉え損ねてボギーを叩き、ハーマンとケプカに付け入る隙を与えた。

「ティオフした瞬間からずっと自分のスイングにはしっくりきていた。1番で良いドライバーショットを決めると、いつだって良い助けになるよね。1番では良いパットを決めることもできたから、それで全てが落ち着いたんだ」とフリートウッド。

「序盤から良いアイアンショットが打てたし、ドライバーも良かったので、ラウンドが進むに連れて、とにかく心地良くプレーすることができた」。

「実のところ、昨日より今日の方が落ち着いていたんだ。今はまた新たな状況になったし、今は日曜について考えている。これまで、常に自分とゴルフコースとの戦いだと言ってきたけれど、明日はこれまでとは全然違う経験になるね」。

1番でバーディを奪ったハーマンは3番でボギーを叩くも、4番と9番でバーディを奪って「34」でハーフターンした。その後、ハーマンは11番、14番、そして15番でバーディを奪い、ポールポジションにつけた。

「とにかく、このゴルフコースは自分の目に馴染んでいるし、明日は素晴らしいショットを打つよう頑張るだけだよ。良いプランを持っていたし、良いショットが打てたので、これまでのところとても上手くいっているね」とハーマン。

2バーディ、1ボギーの「35」でハーフターンしたケプカは、12番、14番、そして18番でバーディを奪ってリーダーボードを駆け上がった。

この日、早い時間帯にプレーしたトーマスは、6バーディ、1ボギーの「31」でハーフターンするも、後半で出しの10番でボギーを叩き、この時点ではその後の大爆発の予感は漂わせていなかった。しかし、12番、15番、そして17番でバーディを奪うと、667ヤード・パー5の最終ホールで瞠目のプレーを披露した。

トーマスはピンまで残り300ヤードの第2打をピン奥2.4メートルにつけ、返しのパットをねじ込んで歴史の1ページのその名を刻んだのである。

ファウラーとキムは共に3日目を「68」でラウンドし、通算8アンダーにはパトリック・リードラッセル・ヘンリー、そしてチャーリー・ホフマンがつけている。

オーストリアのベルント・ヴィースベルガーは通算6アンダーのグループにつけており、その2打後方にはセルヒオ・ガルシアルイ・ウーストハイゼン、エディー・ペパレルがつけている。


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