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打倒マキロイへ好スタートを切ったウィレット

ロリー・マキロイをランキングトップの座から引きずり下ろすことを狙っているダニー・ウィレットは「レース・トゥ・ドバイ」の勝負を最終戦まで持ち込みたいと考えている。

イングランド出身のウィレットは、シーズン開幕戦の「ネッドバンクゴルフチャレンジ」で優勝を飾り「レース・トゥ・ドバイ」で首位に立って以来、途中マキロイに1位の座を譲りはしたものの、一貫してトップ2を堅持している。

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世界3位のマキロイは、先週の「トルコ航空オープン」でウィレットとの差を399,385ポイントに広げたが、多くのポイントが獲得できるファイナルシリーズでは、まだウィレットにも逆転のチャンスは残されており、成績次第では今週の「WGC HSBCチャンピオンズ」で2人の立場が入れ替わる可能性もある。

ウィレットは初日「65」と、年間レースを争うライバルに3打差をつける好スタートを切った。28歳の彼は「DPワールドツアー選手権」まで年間制覇の可能性を残すことを望んでいる。

「今年は1年を通じて『オーダー・オブ・メリット(年間ポイントランキング)』でトップ2を維持してきたね」とウィレット。「思うに、ネッドバンクでの勝利は、誰にとってもシーズン初めの大きな飛躍になるんだよ」。

「この順位にいられるのは良いものだったね。シーズン中盤にロリーに抜かれたけれど、それ以来、僕は1位の座を取り戻そうとしてきたんだ」

「この少しの差をひっくり返すのに残された時間はあと2週間半だね」

「先週は良い感じでプレーできたし、そんなに差は広がらなかった。今週もまた、良い位置につけなければならないし、その上でどうなるかという感じだね」

「僕は言ったんだ、『ドバイまで僅差を保っていければ、ドバイはとても興味深いことになるぞ』とね」

「もし逆転できればそれはすばらしいことだ。もし、それが達成できなかったとしても、ずっとこの位置につけてきたのは事実なわけで、この位置で年間制覇を目指して戦うのはすばらしいことだからね」

「ドバイの日曜日に決着がつけばナイスだね」

上海では食中毒に悩まされ、水曜のプロアマは棄権せざるを得なかったマキロイだが、北アイルランド出身の彼は初日の「68」に喜びを見せた。

「正直言って、自分の予想よりも少しだけ良いスコアだったんだ」とマキロイ。「ただ一つ厄介だったのは、今朝練習レンジでボールを打つまで、僕はほとんど48時間ベッドにいたので、体がとても硬かったんだ。本当にとても硬くてね。かなり体を温めなくてはならなかったんだ」

「でも、いつだってコースへ行けば、良い心持ちになるからね」
「有り難いことに、それなりのスタートが切れたし、これからはしっかりと上位争いをしようと思っている」

「まずまずのプレーをしたという感じだね。ティからグリーンにかけてはとても良かったよ。フロントナインに入って、終盤に多くのチャンスを作り出しながらも、決め切れなかったのが残念だったね」

「だから、これはもっと伸ばせていたというスコアではあるけれど、昨日のこの時間に自分の置かれていた状況を考えると、悪いスタートじゃないよね」

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