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WGC HSBCチャンピオンズ
期間:11/05~11/08  場所: シェシャンインターナショナルGC(中国)

ルーキー同士の戦いに発奮するラヒリ

アニルバン・ラヒリはサー・ヘンリー・コットン年間最優秀新人賞の獲得へ向け、ファイナルシリーズ中に今季3勝目を挙げたいところだが、彼自身はルーキーというよりも自分が既に欧州ツアーでそれなりに経験を積んだ選手であると感じているようだ。

Qスクールを突破して今季フル参戦を果たしたインド出身のラヒリは、シーズン2勝を挙げ、一躍その名をツアーに馳せ、今週シェシャンインターナショナルGCで開催される「WGC HSBCチャンピオンズ」で今季3勝目を狙っている。

「メイバンクマレーシアオープン」「ヒーローインドオープン」と、わずか3週間で2勝を挙げて注目の浴びる存在となったラヒリだが、フルシーズン初年度の今季開幕前に、欧州ツアーへすでに37回出場していた。

「レース・トゥ・ドバイ」で15位、世界ランキングで39位、アジアンツアーの「オーダー・オブ・メリット」でトップと、経験豊富な選手さながらのプレーで各ランキングの上位につけているが、年間最優秀新人賞は是非獲得したいと思っている。

「理想を言えば、これからの3大会の何れかを制したいところですね」とラヒリ。「今週勝つことができれば最高ですね。この大会は世界中のツアーでポイントに加算されますから」。

「もし勝てなかったとしても、新人賞が獲れればすばらしいですね。とは言え、自分が完全にルーキーであるとは感じていませんけれどね。もう、ずいぶんと前からプレーしていますから」

「(今季前に)欧州ツアーにも何度か出場したことがあります。ただし、共催大会でしたけれどね。昨年も同じような違和感を覚えたんです。ヨーロッパのQスクールでプレーして、シード権を獲得した際『ルーキーとして書類を提出しなさい』と言われたんですよ。僕は書類を前に、『なんかちょっと違うよな』と感じました。と言いますのも、僕は既に(プロとして)長いことプレーしていましたから」

「これから充実した3週間を送り、年間最優秀新人賞を手にすることができたらファンタスティックですね。これからの3週間、どこかで勝ちたいですし、(レース・トゥ・ドバイで)トップ5入りが果たせればいいですね」

「今の自分の位置からすると、勝てば『レース・トゥ・ドバイ』をトップ5圏内で終える位置に近づけます。ですので、それが実現すれば理想的ですね」

とは言え、欧州ツアーのトップルーキーを狙うのはラヒリ一人ではない。マシュー・フィッツパトリックアン・ビョンフンも新人賞へ向け甲乙付け難い躍進を見せている。

アンはこの夏に「BMW PGA選手権」を制しており、フィッツパトリックは「ブリティッシュマスターズ」を制したほか、それ以外に5回のトップ3入りを記録している。

フィッツパトリックによる5回のトップ3入りは直近の10大会でのものであり、ラヒリはイングランド出身の21歳によるパフォーマンスに感銘を受けている。

「彼はすばらしいですね」とラヒリ。「彼がどんなに良いプレーをするのか、ずっと見てきました。特に大きな大会で良いプレーをしますね」。

「確かに、他の選手を見ていてもそうですが、ゴルフでは波に乗るということがあります。それは好調の波の場合もあれば、不調の波の場合もあります。もし好調の波に乗ることができれば、成績もついてきます。その好調の波を最大限に活かせる選手が大きな飛躍を遂げるのです」

「僕は今年の序盤にそうした波が来て大きな飛躍を遂げましたし、マシューは今まさにその最中であり、アンディ・サリバンも同様ですね」

「1年前、僕はここで、その後見たこともない大躍進を遂げることになるジョーダン・スピースと一緒にプレーしたのを覚えています。あの飛躍はすばらしかったですね。僕やマット(フィッツパトリック)の飛躍もこのまま続けば良いですね」

「レース・トゥ・ドバイ」最終戦の「DPワールドツアー選手権」へ向け、ラヒリは3ツアーを股にかけて7週連続でプレーすることになる。彼はその過密日程が疲労の要因となりうることを認めはしたものの、2015年の締めくくりへ向け、やる気は十分であると強調した。

「大丈夫ですよ」とラヒリ。「精神的にモチベーションが欠如しているなんてことはありません。プレーする意味は色々とありますから」。

「PGAツアーでは、できる限り良いシーズンの入り方をしたいと思っていますし、欧州ツアーではできる限り良いシーズンの締めくくり方をしたいと思っています。その上で、年末に世界ランキングを上げることができれば、来年に出場する大会の選定や自分のプランに柔軟性を持たせることができますからね」

「これまでのところ、唯一の難は(出場する大会の)分量となっていますが、それ以外はすばらしいシーズンとなっています。ですから、文句なんて言っていられないですよね」


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