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2017年 ポルトガルマスターズ
期間:09/21〜09/24 場所:ドムペドロ ビクトリアGC(ポルトガル)

ビェルレガードが圧巻のラウンドでツアー初優勝

完璧なタイミングでキャリア最高のパフォーマンスを発揮したルーカス・ビェルレガードが「ポルトガルマスターズ」でヨーロピアンツアー初優勝を達成した。

シード権争いをしながら今週を迎えたデンマークのビェルレガードは、最終日を8バーディの「65」でラウンドし、ビラモウラでの通算スコアを20アンダーとして、スコットランドのマーク・ウォーレンに4打差をつけて勝利を飾った。

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最終日は一度も後続に追いつかれなかった26歳のビェルレガードはラウンド後、自力で優勝をたぐり寄せることに全力を注いでいたと明かした。

「今日は自己最高ラウンドのひとつだった」とビェルレガード。「ここで6アンダーというのは、前にも出したことがあったけれど、今回はプレッシャーの中だったし、そんな状況で打った17番の2打は、久々に打てた最高のショットだった」

「今回は誰かに譲られるのではなく、自分でつかみに行くべきときだと感じたんだ」
1打差の首位で最終日をスタートしたビェルレガードは、1番で3メートルのパットを沈めてバーディを先行させた。

4番で見事なピッチショットを2.4メートルに寄せてバーディをお膳立てしたビェルレガードは、パー5の5番でバンカーからの寄せワンでバーディを奪って2ホール連続でスコアを伸ばすと、8番では7.5メートルのバーディパットをねじ込んだ。

その後、ビェルレガードはグリーンをオーバーした9番でボギーをたたき、リードを半分に減らしたことで、ジョージ・クッツェーグレーム・ストームがプレッシャーを強める展開となった。

それでも、ビェルレガードは10番と11番で連続バーディを奪って再びリードを広げた。ティショットがバンカーにつかまった14番ではボギーをたたいたが、15番と17番でこの日7個目と8個目のバーディを奪い、圧倒的な勝利を完遂した。

この独走劇は、ビェルレガードが今週の大会を「レース・トゥ・ドバイ」ランキング114位で迎え、アクセスリストでもトップ10に届いていなかったことを考えると、驚愕のパフォーマンスだったいっても過言ではない。

「とても気分がいいね。確かに、今年は自分が望むような年にはなっていなかったから」とビェルレガード。

「正直言ってとても厳しかったから、優勝争いができて気持ち良かったし、その上、優勝できたのだから言うことなしだね」

「自信満々だった。今朝、ガールフレンドにナーバスになっているかと聞かれたとき『いや、心配はいらない。大丈夫だよ』と答えたのだけど、どちらかといえば彼女を落ち着かせる感じだった」

「これまで、何度か優勝できそうな位置でプレーしてきたので、ようやく勝つことができてとてもいい気分だね」

「レース・トゥ・ドバイ」を173位で今週を迎えたウォーレンは、最終日に「67」をマークし、最終ホールでクッツェーが池に入れてトリプルボギーをたたいたことで単独2位に入り、来季シード権獲得のチャンスを大幅に拡大させた。

通算15アンダーの3位タイにはストームと同じくイングランドのエディ・ペパレルが入り、1打差で地元人気のリカルド・ゴウベイラとジョゼ・フィリペ・リマが入った。

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