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2017年 メイド・イン・デンマーク
期間:08/24〜08/27 場所:ヒンメルランドゴルフ&スパリゾート(デンマーク)

センセーショナルなスリがデンマークでツアー初優勝

ジュリアン・スリデービッド・ホーシーとの激闘を制し、「メイド・イン・デンマーク」でヨーロピアンツアー初優勝を果たした。

日曜の最終ラウンドをノーボギーの「64」で回った米国のスリは、通算19アンダーまでスコアを伸ばし、ヨーロピアンツアーわずか7回目の出場で初優勝を遂げた。
ホーシーは同組のスリを1打追う状況で18番を迎えたが、残念ながらトリプルボギーとし、4打差の2位で大会を終えた。

5月に「D+D REALチェコチャレンジ」を制したスリは、ピーター・ユーラインブルックス・ケプカに続き、ヨーロピアンツアーとチャレンジツアーで優勝した3人目の米国人選手となった。
通算13アンダーの3位タイにはベン・エバンススティーブ・ウェブスタークリス・ペイズリーのイングランド勢が入った。

首位のホーシーと2打差で最終日を出たスリは、ティショットを1メートル以内につけた2番でバーディを奪い、序盤でスコアを伸ばすことに成功した。
26歳のスリは3番で1.8メートルのバーディパットをねじ込むと、4番でもバーディを奪い、3連続バーディで一気に単独首位へ躍り出た。

7番でもバーディを奪ったスリは、8番で1.8メートルのバーディパットを決め、通算17アンダーとした。

その後、スリが9番からの5ホールをパーとする中、ホーシーは11番と12番で連続バーディを奪って首位タイに返り咲いた。

14番では2人とも4メートル弱のバーディパットを沈め、通算18アンダーとした。
続く15番ではスリが4.5メートルのバーディパットを見事に沈め、1打差の単独首位へと抜け出した。

最終ホールで危なげなくフェアウェイをとらえたスリは、このホールをパーとしてトロフィーを掲げた。

最終日のパフォーマンスに興奮するスリは「最終ラウンドを7バーディ、ノーボギーで回れたのは、本当にソリッドだった。そのことを誇りに思う」と述べた。

「とても楽しい経験だった。特にファンの作り出す雰囲気がすばらしかった。本当にすごかったね」

「皆が熱狂的だったし、ゴルフや試合を見る目が本物なんだ」

「とにかく、できる限り吸収したいと思っていた」

「自分のゴルフはトップクラスに属していると感じている。間違いなく、そのために頑張ってきたし、長いことそうなるのを期待していたんだ」

「でも、ついにそれをやり遂げることができた。特に、この夏は良い結果を残せていたので、本当に特別だね」

2015年の大会覇者であるホーシーは、1番でボギーをたたいたが、4番と7番でバーディを奪って盛り返した。

ヨーロピアンツアー4勝のホーシーは、11番で1.8メートルのバーディパットをねじ込むと、12番では4.5メートルのバーディパットを沈め、通算17アンダーとして首位のスリに並んだ。

14番では先にスリがバーディパットを沈めたが、ホーシーもバーディを奪って応戦し、2人は首位タイで終盤のホールに差し掛かった。

しかし、15番ではスリのバーディに対し、ホーシーはパーとし、2位に後退した。

ホーシーの追撃は18番でティショットを大きく曲げてトラブルとなったことで終焉を迎え、結局ホーシーはこのホールをトリプルボギーとして、通算15アンダーで大会を終えた。

「何はともあれ、そこまで勢いに乗れなかった」とホーシー。「それでも、バックナインではいくつかバーディを奪って彼にプレッシャーをかけることはできた」。

「正直言って、すばらしいバトルだった。彼はすばらしいプレーをしたし、完全に勝利に値するよ」

「誰かが良いプレーをしていて、ミスを犯すのが期待できないと、自分がバーディを奪わなければならないわけで、そうなると自分のすべきことに集中しやすくなるんだ」

「最後で彼に十分なプレッシャーをかけることができなかったのは残念だった」

「自分のゴルフは良くなってきている。ここ3、4カ月は多くの練習を積んできたし、その効果が現れ始めている」

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