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HNAフランスオープン
期間:06/29~07/02  場所: ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)

「HNAフランスオープン」の大会アラカルト

昨年の100回大会を制したのはタイのトンチャイ・ジェイディーだった

2018年「ライダーカップ」の開催コースを舞台に行われる「HNAフランスオープン」にはヨーロピアンツアーきってのスター選手たちが集結する。大陸ヨーロッパ最古のナショナルオープンに関する重要事項を見ていこう。

2016年大会を振り返る

ル・ゴルフナショナルで開催された歴史ある選手権の記念すべき第100回大会は、週末の2日間に3アンダーの「68」を並べたトンチャイ・ジェイディーが4打差で優勝した。

通算11アンダーで優勝したジェイディーに次ぐ2位には、最終日ベストの「66」をマークしたイタリアのフランチェスコ・モリナリが入った。

ロリー・マキロイはその1打後方の通算6アンダー3位で終え、4位にはラファ・カブレラベローが入り、錚々たる顔ぶれがリーダーボードを彩った。

「人生で一番大きな大会での優勝だと思います」とジェイディーは述べた。「このゴルフコースは私にとって素晴らしい。本当に嬉しい。間違いなく完璧でした」。

「このゴルフコースが素晴らしいのは知っていました。ここへはもう何年も来ていますが、特に今週はここで大会に勝てたので、私にとって特別な週になりました」。

フィールド

ホン・ラームは、欧州や世界のスターが集まるロレックスシリーズ第2戦で、ヨーロピアンツアーレギュラー大会初出場を果たすことになる。

「BMW PGA選手権」王者のアレックス・ノレンもフィールドに名を連ねている一人だ。昨年、この大会でトップ10入りした彼は、その後の5カ月で4勝を挙げ、世界ランキングでトップ10入りした。

過去に「フランスオープン」で3度2位に入り、最後に出場したヨーロピアンツアーのレギュラー大会であるウェントワースでの大会でノレンに次ぐ2位タイに入ったモリナリも優勝候補の一人だ。

今大会には、ティレル・ハットントーマス・ピータースといった若きスターに加え、2016年の「マスターズ」王者であるダニー・ウィレット、そしてイングランドの同胞で、「全米オープン」で4位に入った好調のトミー・フリートウッドも出場する。

歴代大会覇者グレーム・マクドウェルや、北アイルランドの同胞でメジャー王者のダレン・クラークは、「全英オープン」を前に3週連続して開催されるロレックスシリーズで復調を遂げたい。

一方、先週、ドイツで10年振りのツアー制覇を果たしたアルゼンチンのアンドレス・ロメロは、シード選手としてヨーロピアンツアーでプレーすることを選択した。

コース

フランスの首都パリ近郊の歴史的なベルサイユの外れに佇むル・ゴルフナショナルで、フランスのナショナルオープンが開催されるのは、今回で25回目となる。

有名なラルバトロスコースは、コース設計家のユベール・シェスノーとロバート・ボンヘギーにより設計され、1990年の開場以来、2回の例外を除き、毎年「フランスオープン」を開催する。

来年の「ライダーカップ」開催コースであるル・ゴルフナショナルは、スタジアムビュー、滑らかなグリーン、起伏に富んだフェアウェイ、そして点在するリンクス風のバンカーを特徴とする青々とした広大なコースであり、バラエティ豊かなウォーターハザードが少なくとも6ホールでプレーに関わってくる。

7,247ヤード、パー71のコースは、2018年の「ライダーカップ」開催へ向け、最近大規模なコース改修を終えたばかりであり、池の縁取りとバンカリング、ホスピタリティ施設の建設、そして道路工事などが施された。

コースは常に世界のコースのトップ100、そして欧州のコースのトップ10にランクインしている。

トリビア

101回目を迎える「フランスオープン」は、大陸ヨーロッパで、100回を越えた唯一のナショナルオープンである。1906年に始まった同大会がこれまで開催されなかったのは、1915-19年と1940-45年の間のみである。

2016年の大会王者、トンチャイ・ジェイディーは、1972年に同大会がヨーロピアンツアーに組み込まれて以降では、6人目の連覇達成を狙っている。これまで、ピーター・ウースターフイス(1973-73)、セベ・バレステロス(1985-86)、サー・ニック・ファルド(1988-89)、ジャン・フランソワ・レメジー(2004-05)、そしてグレーム・マクドウェル(2013-14)が連覇を達成した。

連覇が5回ある「フランスオープン」は、ヨーロピアンツアー史上、2番目に連覇の多い大会となっている。最も連覇が多いのは、6回の「アイルランドオープン」である。

1986年の「フランスオープン」では、セベ・バレステロスがヨーロピアンツアー史上初となる完全優勝での連覇達成を成し遂げた。

2008年に優勝したパブロ・ララサバルは、「フランスオープン」で予選会から出場して大会を制した初めての選手となり、ヨーロピアンツアー史では7人目の快挙達成を果たした。

ララサバルによる完全優勝は、ルーキーとしては2001年にヘンリック・ステンソンが「ベンソン&ヘッジスインターナショナルオープン」で遂げて以来の快挙となった。2008年のララサバル以降では、マシュー・フィッツパトリックがルーキーとして2015年の「ブリティッシュマスターズ」を完全優勝で制覇している。

「フランスオープン」は有名選手が優勝することが多い。1906年以降、20人以上のメジャー王者がこの大会を制している。

2018年に「ライダーカップ」の舞台となるル・ゴルフナショナルは難所として知られる。これまでは2008年にララサバルがマークした「269」が最小優勝スコアとなっている。

2004年大会を制したレメジーは、1969年に同胞のジャン・ガライアルドが制して以来、35年振りとなる、フランス人選手による「フランスオープン」制覇を果たした。

今年の「フランスオープン」は、賞金総額700万米ドル以上の8大会で構成されるロレックスシリーズの第2戦にあたる。

世界11位のホン・ラームは、今週の「フランスオープン」で、初の(WGCとメジャーを除く)ヨーロピアンツアーレギュラー大会出場を果たす。


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