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荒天サスペンデッドのドバイ2日目 クッツェーが暫定首位

エミレーツGCを襲った強風により、プレーがサスペンデッドとなった「オメガドバイデザートクラシック」2日目は、ジョージ・クッツェー(南アフリカ)が1打差の暫定首位に立った。

前日からの予報通り強風の吹き荒れたこの日、午前中にスタートした選手は、初日首位のセルヒオ・ガルシア(スペイン)の打ち立てた7アンダーに迫ることができず、最高でも3打差の4アンダーでホールアウトするに留まる展開となった。そんな中、出だしからの8ホールで3つスコアを伸ばしたクッツェーは、通算9アンダーとしてスペインのガルシアを追い抜くも、強風のためコース上の木がなぎ倒され、雨が降り出したこともあり、午後2時26分にプレーはサスペンデッドとなった。

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第2ラウンドは土曜の朝7時30分から再開され、まだプレーを終えていない第二陣のスタート組は午前中にプレーを終える見通しとなっている。第3ラウンドは2ウェイスタートが採用され、3サムとなり、スタートは正午以降となる。大会ディレクターのマイク・スチュワートは、「今日は風があり、とても厳しい一日になりました。風速は昼から午後早い時間にかけて増し、とうとう時速60km(約16m/s)を上回るまでになりました」と述べた。

「その結果、サスペンデッドとなるまでのこの1時間で、コース上ではさまざまなことが起こりました。テレビ塔の屋根が吹き飛ばされました。グリーン上ではボールが動くようになりました。一時は、(風で動いたボールが)そのままバンカーまで転がり落ちたこともあり、木が5本なぎ倒されました。とても危険でプレー不可能な状況だったのです。そのため、われわれは選手とギャラリーの安全を考え、選手たちをゴルフコースから戻すことにしたのです」

「3日目に、第3ラウンドの大部分を終えることができれば、と考えています。日曜にも時間はありますので、問題無くいけば、日曜の午後には大会を終えることができると思います」

なお、タイガー・ウッズは2日目をスタートすることすらできなかった。背中のけいれんのため、メジャー14勝のウッズは途中棄権を余儀なくされた。

10番(パー5)と11番(パー3)でバーディを奪って集団から抜け出したクッツェーは、13番(パー5)でもバーディを奪って2打差の首位に立った。続く14番でボギーをたたいたが、15番(パー3)で見事なパーセーブを見せるも、今度はガルシアが応戦した。

2番でバーディを奪ったガルシアは、続く3番ではトリッキーな場所から見事寄せワンでバーディを奪って首位の座を奪還。しかし、パー3の4番でティショットをプッシュアウトし、このホールをボギーとした。ガルシアが5番をパーとしたのに対し、クッツェーは17番で1.8メートルのバーディパットを沈めて単独首位へと抜け出した。

この日、4ホールを終えたナチョ・エルビラ(スペイン)は13番でバーディを奪い、通算6アンダーの3位につけており、その1打後方には、7ホール終了時点で2日目をイーブンパーとしているデービッド・リプスキーが続いている。

ともに2日目を「69」としてホールアウトしたマルティン・カイマー(ドイツ)とラファ・カブレラベロー(スペイン)は、そろって通算4アンダーとし、クラブハウスリーダーとなっている。同じく通算4アンダーには、フロントナインをプレー中にサスペンデッドとなったフェリペ・アギラー(チリ)、ラッセ・イェンセン(デンマーク)、マキシミリアン・キーファー(ドイツ)、グレーム・マクドウェル(北アイルランド)、アマチュアのライアン・トーマス(インド)、そしてヘンリック・ステンソン(スウェーデン)がつけている。

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