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2016年 イタリアオープン
期間:09/15〜09/18 場所:ミラノGC(イタリア)

カールバーグがモンツァで首位発進

悪天候に見舞われた「イタリアオープン」初日は、最終ホールでイーグルを奪ったディフェンディングチャンピオンのリカルド・カールバーグが1打差の暫定首位に立った。

ちょうどスウェーデンのカールバーグが出だしのホールをパーとしたところで、豪雨と雷警報のため、10時55分にこの日2度目の中断に入った。結局、初日は合計4時間55分の中断を挟む格好となった。

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13時30分にプレーが再開されると、晴天に微風、そして柔らかいグリーンと、絶好のスコアリングコンディションを味方にしたカールバーグは「64」の7アンダーをマークした。1打差の2位には地元人気のフランチェスコ・モリナリが続いている。

昨年、GCミラノで欧州ツアー初優勝を遂げたカールバーグは、その後、「BMW PGA選手権」で2位に入るなど、4度のトップ10入りを果たしている。

得意とするコースに帰ってきた29歳のカールバーグは、初日のラウンドを終えられたことに喜びを示した。この日、第二陣でスタートした選手たちは少なくとも10ホールを残したままプレーを終えており、中にはスタートさえできない選手もいたのである。

「これ以上ないという感じだね」とカールバーグ。「すばらしいラウンドだった。大会によっては、これまでボギーを叩き過ぎていると感じていて、思うようにパーがセーブできないことがあったのだけど、今日はそれができたし、終わってみれば7アンダーだった。これには大満足だね」。

「ここでは冷静にプレーしてグリーンを捉えながらチャンスを作っていかなければならないんだ。今日は長い一日だったけれど、冷静さを保つことができたね。(最終の)9番ホールで最後のショットを打つ前に、とても疲れているけれどこれが最後の1打だ、と自分に言い聞かせたんだ。しっかりと良いショットが打てて嬉しかったよ」。

「通常の進行とは異なるけれど、明日は遅くまで眠れるし、ここへ来る前に子供たちと遊んだりして、家族と楽しむことができるからね。問題はないよ」。

大会前、初めてディフェンディングチャンピオンとしてティオフする緊張感と興奮を口にしていたカールバーグだったが、一度コースにでるとその緊張を感じさせることはなく、11番で2打目をピンそば1.5メートルにつけて早速この日最初のバーディを奪った。

14番と15番で連続バーディを奪ったカールバーグは、1番と2番でも連続バーディを奪って首位に躍り出た。その後、カールバーグは4番でもバーディを奪うと、8番こそボギーとするも、パー5の9番では2打目を6メートルにつけ、イーグルパットを沈めて初日のラウンドを締め括った。

10年前、この大会で欧州ツアー初優勝を果たしたモリナリは、それ以来となる地元イタリア人による優勝を狙っており、初日はノーボギーの「65」と上々のスタートを切った。

33歳のモリナリはパー3の12番でこの日初めてバーディを奪うと、16番では大きく曲がる6メートルのバーディパットを沈めるなど、随所に良いプレーが光り、前半を「32」とした。後半に入ると、モリナリは1番から3連続バーディを奪って地元のギャラリーを沸かせた。

3位タイには、共にノーボギーの5アンダー、「66」で初日をラウンドしたスウェーデンのベテラン、ロバート・カールソン、そしてスペインのアドリアン・オタエギがつけた。

その1打後方には、「67」でラウンドして地元のギャラリーを沸かせたイタリアのアマチュア、フェデリコ・ズッケッティ、デービッド・ホーシーリチャード・ブランドのイングランド人コンビ、豪州のジェイソン・スクリブナー、スペインのアレハンドロ・カニサレス、米国のダニエル・イム、ウェールズのリース・デービース、フランスのロマン・ワッテル、そしてスコットランドのジェイミー・マクリアリーがつけている。

遅めにスタートした選手では、それぞれ6ホールと8ホールを終えたスコットランドのリッチー・ラムゼイとイタリアのアンドレア・パバンが3アンダーの好位置につけている。

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