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2016年 BMWインターナショナル・オープン
期間:06/23〜06/26 場所:グートレーヘンホフGC(ドイツ)

ステンソンがドイツでツアー10勝目を達成

終盤を落ち着いたプレーで乗り切ったヘンリック・ステンソンが、GCグートレーヘンホフで行われた「BMWインターナショナルオープン」を制し、ヨーロピアンツアー10勝目を挙げた。

豪雨により3日目は全くプレーができず、日曜に36ホールのプレーに挑むこととなったスウェーデンのステンソンだったが、午前中の第3ラウンドで「67」をマークし、1打差の単独首位に躍り出ることに成功した。

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ただし、最終ラウンドではステンソンが6番からの5ホールで3つのボギーを叩いたのに対し、南アフリカのダレン・フィチャートが13番でこのラウンド3つ目のバーディを奪ったことで、この2人が首位で並ぶ展開となった。

それでも、午前中のラウンドではパー5の4ホール全てでバーディを奪っていたステンソンは、最終ラウンドでも13番と15番でパー5の利を活かしてバーディを奪い、短いパー4の17番でもバーディを奪って通算17アンダーまでスコアを伸ばした。

ステンソンはこの勝利により、今季ヨーロピアンツアーでは出場8大会中5度目のトップ6入りを果たしたことになり、怪我で途中棄権した「全米オープン」の翌週に公式世界ゴルフランキングで5位に浮上する可能性が出てきた。

また、この大会では2006年に続く2度目の優勝。特に、ここ2シーズンは連続して2位に終わっていたため、3度目の正直となった。

「嬉しいね、ここ2年は惜しいところで逃していたけれど、ようやくまたこうしてこのタイトルを手にすることができたよ」とステンソン。

「ずっと難しい状況だったし、タフな勝利だったよ。頑張って盛り返さないといけなかったからね。フロントナインでは良いプレーができなかった。幾つかミスを犯したし、何度か風に捕まったこともあったけど、決めるべきパットを1、2回外してしまったんだ」。

「それで勝ち損ねるかもしれないと思い始めていたのだけど、パー5でバーディを奪って盛り返すことができたんだ。終盤は良いパットで締めくくることができたね」。

「2015年はとても良いプレーをしたと感じながらも、一つもトロフィーを獲得することができなかった。厳しい時期もあったけれど、とにかくトライし続け、優勝が狙える位置に居続けないといけないからね。今一度そういうプレーをして、今回は勝ち切ることができたんだ」。

2位には通算14アンダーで4日間を終えたフィチャートとデンマークのトービヨーン・オルセンが入り、更に3打後方の4位にはフランスのラファエル・ジャクランが入った。

オルセンは1番でバーディを奪って一時的に首位の座を分け合うも、ステンソンも同じく1番をバーディとして一歩抜け出した。40歳のステンソンは前半を1オーバーの「37」と、ボギーが先行するも、2打差の首位で後半へ折り返した。

その後、ステンソンとオルセンが10番をボギーとしたことで、後続の選手たちにもチャンスが広がり、その間隙を縫ってフィチャートが首位タイに浮上した。

しかし、更にギアを上げたステンソンは、フィチャートが17番でバーディを奪って1打差まで詰め寄るも、続く最終ホールをボギーとしたことで余裕が生まれ、最終日を「71」で上がって2014年の「DPワールドツアー選手権」以来となる勝利を手にしたのである。

最終日「73」のオルセンはここ6大会で5度目のトップ20入りを果たし、一方、最終日を「69」でラウンドしたフィチャートは今季の自己最高順位を更新した。

初日を単独首位で発進し、2日目を終えた段階で首位タイに立っていたジャクランは、その後2ラウンドを連続して「72」とし、4位で大会を終えた。その1打後方の5位タイにはセルヒオ・ガルシアキラデク・アフィバーンラトが続いた。

通算9アンダーにはデビッド・ホーシーとベルント・ヴィースベルガーが入り、その1打後方グループにはディフェンディングチャンピオンのパブロ・ララサバルが入った。

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