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DPワールド ツアー選手権 ドバイ
期間:11/19~11/22  場所: ジュメイラ・ゴルフエステーツ(UAE)

アン・ビョンフンが年間最優秀新人賞を獲得

アン・ビョンフンが欧州ツアーの年間最優秀新人賞に輝いた

アン・ビョンフンは韓国人として初めてサー・ヘンリー・コットン年間最優秀新人賞に輝いたことで、ヨーロピアンツアーの歴史に今一度その名を刻むこととなった。同時に2015年の大躍進により年間最優秀チャレンジツアー卒業生のタイトルもダブル受賞した。

24歳のアンは「レース・トゥ・ドバイ」初年度で、5月にはヨーロピアンツアーにおいて最も権威のある大会の1つである「BMW PGA選手権」を制するなど、シーズン前半から目覚ましいインパクトを残した。

同大会で1週間を通じ、才気あふれるゴルフを展開したアンは、最終日を7アンダーの「65」で回って大会記録を塗り替える「267」の通算21アンダーで4日間をラウンドし、2位に6打差をつけて堂々たる勝利を飾った。

ツアーではベン・アンの名で知られる米国在住のアンは、ルーキーとして「BMW PGA選手権」を制した史上2人目の選手となった。

2009年の「全米アマチュア選手権」で17歳にして史上最年少優勝を果たしたアンは、5月の初優勝の後も活躍を続け、ファイナルシリーズの4戦中3戦でトップ4入りを果たし、2015年シーズンを見事な形で締めくくった。

これにより2015年シーズンの「レース・トゥ・ドバイ」を7位で終えたアンは、最も上位のランキングに入った選手に贈られる年間最優秀新人賞を最後まで争っていたイングランドのマシュー・フィッツパトリックよりも5つ上のランキングで1年を終えた。

昨年新人王となった米国のブルックス・ケプカ同様、アンはヨーロピアンツアーの昇格システムを経て活躍を遂げたことにより、チャレンジツアーからの昇格を果たした翌年の「レース・トゥ・ドバイ」で最も好成績を収めた選手に贈られる年間最優秀チャレンジツアー卒業生も受賞した。

「これは一生に一度の達成ですね」とアン。「このためにハードワークをしましたし、昨季は素晴らしいプレーができました。素晴らしいルーキーがたくさんいましたので、この賞を勝ち取ったのは特別なことですね」。

「新人王レースは最後の大会の最終日、最終ホールまでもつれましたので、私も誰がこの賞を獲得したのか分からないほどでした」。

「毎年そうそうたる面々がこの賞を獲得してきましたが、これで私も偉大な選手たちの仲間入りを果たすことができました」。

「この歴史の一部となれたことは素晴らしいですね。私はアジア人として初めてこの賞を獲得しましたが、これが今後ヨーロピアンツアーでプレーするアジア人選手の増加に繋がればいいですね」。

「多くの人からヨーロピアンツアーでプレーするのは良いものなのかと訊かれますが、私はいつも、100パーセントのイエスだ、と答えています。他の多くのアジア人選手の旗手になれればと思います」。

年間最優秀チャレンジツアー卒業生の受賞についてアンは、「チャレンジツアーでプレーしていなければウェントワースでの勝利も昨季の成功もなかったと思います」と述べた。

「(チャレンジツアーでのプレーは)大きなトーナメントへ向けた備えとなりますし、チャレンジツアーには素晴らしいコースがたくさんあります。あの3年で私のゴルフは大幅に進歩を遂げましたし、ヨーロピアンツアーでのルーキーシーズンへ向け、実力をつけることができました」。

ヨーロピアンツアーの最高責任者であるキース・ペレイは、「サー・ヘンリー・コットン年間最優秀新人賞に相応しい締めくくりとなった目覚ましいシーズンを送ったベンを祝福したいと思います」と述べた。

「この賞には輝かしい歴史があり、これまで、トニー・ジャクリン、サー・ニック・ファルド、サンディー・ライル、ホセ・マリア・オラサバル、そしてマルティン・カイマーといったメジャー王者に加え、8度欧州ナンバーワンに輝いたコリン・モンゴメリーといった面々が受賞しています。私はベンがこうした先人の足跡を辿り、この競技で素晴らしいキャリアを築いて行くことを確信しています」。

ヨーロピアンチャレンジツアーを統括するアラン・ドゥソルトレは、「チャレンジツアーにおいて、我々はベンをツアー出身者として誇りに思いますし、限りない喜びとともにこれらの栄誉に輝いたベンに祝福の言葉を贈りたいと思います」と述べた。

「ベンはヨーロピアンチャレンジツアーで3年間にわたり腕を磨き、自信を積み重ねましたが、彼のプレーを目の当たりにした人間にとって、彼がこの競技で何か素晴らしいことを達成することが運命づけられているのは誰の目にも明らかでした」。

「ベンは2014年に我々のツアーで最も権威のある大会の1つである『ロレックストロフィー』で優勝し、トップの座へ向けた道筋を確たるものにしましたが、彼の更なる成功により、チャレンジツアーのシステムが、今後、若い選手たちが世界の檜舞台で活躍するための最良の準備の場として成長し、発展して行くことが証明されました」。

アン同様に、かつての「全米アマチュア選手権」王者であるフィッツパトリックは、最後までもつれた新人王争いをアンに次ぐ位置で終えた。

チャレンジツアーでの1年を経て、Qスクールを通過して欧州トップカテゴリーのツアー参加資格を取得した21歳のフィッツパトリックも、2015年は母国イングランドの地で「ブリティッシュマスターズ」を制し、ツアー初優勝を飾っている。

この勝利のほか、シーズン最終戦の「DPワールドツアー選手権」を含む7大会でトップ5入りを果たしたシェフィールド出身のフィッツパトリックは、「レース・トゥ・ドバイ」で12位に入る健闘を見せた。


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