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ダイアモンドCCで注目の5人

我々のスタッツ担当は選手の調子に応じた記録帳を作成し、今週オーストリアのダイアモンドCCで開催される「ライオネスオープン」で注目すべき5人をピックアップした。

■ ベルント・ウィスベルガー

真っ先に選ばれるべき選手であることに疑いようはない。オーストリア出身、世界37位、かつての大会王者、そしてダイアモンドCCの求めるオールラウンダーであるベルント・ウィスベルガーは間違いなく今週の本命であり、当然そうあるべきである。

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ウィーン近郊の出身であり、この大会では2014年に2位、2013年に14位、12年に優勝、11年に5位と、この4年で連続して好成績を残している。安定感の権化ともいえる29歳の彼は、今季既に100万ユーロ以上の賞金をかき集めており、現在「レース・トゥ・ドバイ」で5位を快走している。出場した直近の大会であるロイヤルカウンティーダウンでの「アイルランドオープン」では2位に甘んじ、惜しくも欧州ツアーの勝利数を増やすことはできなかったが、これは今季出場した9大会中6回目のトップ5入りだった。本命馬である。

ラファ・カブレラベロー

ラファ・カブレラベローがキャリアの終焉を迎える際、2009年の「ライオネスオープン」の最終日をプロ人生における最も輝かしいゴルフをした日のひとつとして思い返すのは、ほぼ間違いないだろう。あの晴れがましい日曜日、ラファは見事「60」でラウンドし、鮮やかな流儀で欧州ツアー初優勝を遂げた。

この筋骨逞しいスペイン人はここのところアイルランドで4位タイ、先週のスウェーデンでは13位タイと、好成績を残している。ゴルフの多様な試練の場として、正確性こそが最も重要となるダイアモンドCCでは、彼のソリッドなオールラウンドゴルフがピタリとはまるかもしれない。ティからの距離も出るカブレラベローは、過去3年、パーオン率でツアーのトップ20に入っている。

ニコラス・コルサーツ

今週のコースは、恐るべきレイアウトだった先週のスウェーデンに続き、全長7417ヤードの残忍な試練を選手たちに与えることになる。とはいえ、距離は桁外れの飛距離を誇るベルギーのニコラス・コルサーツにとっては問題とはならないだろう。一貫してツアー1番のロングヒッターの一人として君臨してきたコルサーツは、過去5年の平均飛距離が、いずれも300ヤードを超えている。“ザ・デュード”の名で親しまれる彼は、先週7位と今季初のトップ10入りを果たしている。今週はさらに調子を上げることが見込まれ、待望の欧州ツアー3勝目まであとわずかのところに来ていると見ていいだろう。

ダニエル・イム

前週、ガールフレンドがバッグを担いだ「スイスチャレンジ」でチャレンジツアー初優勝を飾った米国のダニエル・イムは、これまでツアーでの最高成績を残した地で欧州ツアー復帰を果たすことになる。1年前、ダイアモンドCCでの最終日にコースレコードの「64」をマークして7位に入ったカリフォルニア出身のイムは、昨季唯一のトップ10入りをこの地で果たし、欧州最高峰のゴルフツアーでの最初のシーズンとなった2014年の「レース・トゥ・ドバイ」を138位で終えた。2日前にお隣のスイスで勝利を挙げたとあって、今週のオーストリアでもその絶好調が続くことを切望している。

■ リー・スラテリー

イングランドのリー・スラテリーは2014年の「レース・トゥ・ドバイ」でわずか順位一つの差で欧州ツアーのシード権を失う不運に泣いた。サウスポート出身の36歳は、今季は限られた出場ながら、1年でのシード権再獲得に狙いを定めている。先週のスウェーデンで7位タイと、今季2度目のトップ10入りを果たしており、今週のオーストリアで注目すべき一人であるといえる。また、彼はこのコースでは過去2年で4位と9位に入っており、ダイアモンドCCでの成功に欠かせない緻密なゴルフの実演を明らかに楽しんでいる模様である。

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