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ハッサンIIトロフィー
期間:03/26~03/29  場所: ゴルフ・ドゥ・パレロイヤル(モロッコ)

頑強なラムゼイがモロッコで優勝

「ハッサンIIゴルフトロフィー」は、2ホールの間に4つスコアを落としながらも劇的な盛り返しを見せたリッチー・ラムゼイが1打差で勝利を飾った。

スコットランド出身のラムゼイは、ゴルフ・ドゥ・パレロイヤルの3番ホールから4連続バーディを奪って集団から抜け出し、このまま優勝へ向け邁進するかに見えたが、7番でボギーを叩くと、ショートホールの8番で2打立て続けにチップショットをダフり、このホールをトリプルボギーとした。

それでも12番でティショットをピン側数十センチにつけたのを皮切りに盛り返しを見せ始めたラムゼイは、13番と14番でもバーディを奪い、最終日を3アンダーの「69」でラウンドし、通算10アンダーまでスコアを伸ばした。

これにより、15番にてチップインでパーをセーブして望みをつないだフランスのロマン・ワッテルは、首位を捉えるためには残り2ホールで2つスコアを伸ばさなければいけない状況となり、17番ではバーディを奪うも、18番ではパーオンに失敗。この日のスコアを「70」として通算9アンダーの2位に甘んじることとなった。

8番ホールでの顛末について問われたラムゼイは、「6打叩いた、ただそれだけのことだよ。思い通りのショットが打てず、お粗末なチップショットを打ってしまい、転がってディボットに戻ってきてしまって、そこから出ず、またチップショットを打って2パット。簡単に6打になったというわけさ」と述べた。

「それでも上位グループにつけているのは分かっていたし、9番と10番で素晴らしいパットを決めて勢いを持続させることができたんだ」。

「12番でパットに臨む際、今日はパットの感じが断然素晴らしいし、全てのラインが読めていると思ったんだ。『決めちまえ、そうすればこっちのもんだぞ』ってね」。

「その後の2ホールで優勝をたぐり寄せることができ、最終ホールでの7番アイアンのショットは、具現化と遂行という観点から言うと、これまで打ったショットのなかで最高のショットの一つだった。あれは完璧だったね」。

2010年に南アフリカのレパードクリークで初優勝を遂げ、3年前にスイスで2勝目を挙げたラムゼイは、今季は5戦中4戦で予選落ちを喫し、予選通過を果たしたドバイでは怪我で途中棄権を余儀なくされたため、これまで賞金を手にしていなかった。

31歳のラムゼイはこの大きな運気の転換に際し、近しい人々へ感謝の念を告げた。

「これはとてつもなく大きいね」とラムゼイ。「兄弟と自宅にいる妻のアンジェラに感謝したい。兄弟には若い頃から支えてもらっているから、この勝利は彼らとアンジェラに捧げるよ」。

2週間後の「マスターズ」に出場するには、ここでの優勝が絶対条件だったジョージ・クッツェーは、通算8アンダーで、南アフリカの同胞、ジャコ・ヴァンジル、スペインのパブロ・ララサバル、スウェーデンのミカエル・ルンドベリ、アイルランドのケビン・フィーラン、そしてイングランドのクリス・ウッドと並ぶ3位タイで大会を終えた。

その1打後方の9位タイには、最終日を「66」でラウンドしたかつての「ライダーカップ」のキャプテン、スペインのホセ・マリア・オラサバルが入り、欧州ツアー通算150回目のトップ10入りを果たした。

「今週序盤はこの結果を期待していなかった」とオラサバル。彼は来月、2度の大会王者としてオーガスタナショナルへ赴くことになる。

「木曜はそこそこのスコアだったけれど、金曜は苦しんだ。そして昨日のバックナインで全てがはまったんだ。今日も昨日と同じような感じで、スコアにはとても満足しているよ」。

「18番でリーダーボードを見たとき、残りのパットを決めれば首位でクラブハウスに引き揚げられるのが分かった。こういうラウンド、そしてこういう大会があると自信につながるので良いものだよ」。

「オーガスタはまた違ったコースだ。今は僕にとって、とても長いコースになった。こういうスコアは出せないより出せる方がいいけれど、それでも近年のオーガスタが如何にタフであるかは良く知っているからね」。


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