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ツワネオープン
期間:03/12~03/15  場所: プレトリアCC(南アフリカ)

オラサバルの弟子 オタエギが猛烈な勢いで首位に浮上

スペインの同胞、ホセ・マリア・オラサバルの薫陶を受けたアドリアン・オタエギが、その教えを受けたゴルフを遺憾なく発揮し、「ツワネオープン」の大会を折り返して首位に立つとともに、ヨーロピアンツアー史上初の「59」に、あとわずかのところまで迫った。

2012年に「ライダーカップ」でキャプテンを務めたオラサバルの出身地でもあるスペイン北部の海岸リゾート、フエンテラビーアの地元クラブで少年時代にゴルフをプレーして育った22歳のオタエギは、2日目のプレトリアCCを「62」でラウンドし、通算11アンダーとして首位に躍り出た。

この躍進を遂げた若手選手は16番で見事なパットを沈めてこの日9つ目のバーディを奪ったことで、残り2つのパー4でスコアを2つ縮めることができれば、光輝く日に歴史を刻めるところだった。

しかし、グリーンエッジからのチップショットがわずかのところで外れた17番でバーディを逃すと、オタエギは続く514ヤードの最終ホールで必要とされたイーグルを奪うことができなかった。

それどころか、最終ホールではこの日唯一のボギー。ちなみに、オタエギは木曜も同様に18番で唯一のボギーを叩いている。

「あそこはタフなパー4で、殆どパー5みたいなものです」と最終ホールについて振り返ったオタエギ。この日、奪ったバーディのうちの5つは8番ホールから連続して決めたものだったが、当人はプレーに没頭してその事実に気付いていなかったことを明かした。「集中していたので、5連続バーディを奪ったことに気がつきませんでした」とオタエギ。「良いプレーができており、幾つかパットが決まったなと、それしか考えていませんでした。できる限り考えることをしないときに、最良のゴルフができるもの。きょうはそういう一日でしたね」。

彼の好パフォーマンスは、この日の大半を通じて続いた好天の理想的なコンディションのもとで披露され、9番ではピンそば数センチに寄せる見事なチップショットを見せ、14番のグリーンでは流れるようなパッティングでバーディを奪った。

2日目を3アンダーで迎え、最初の組でスタートしたオタエギは、「昨日の午後はもう少しフェアウェイが硬かったので、もう少しボールが転がりましたね。今朝の方が飛距離は出ませんでした。というのも朝の6時40分はまだ寒かったですから」という。「コースは良い状態にありますし、暖かくなってきましたけれど、週末もこの状態が保たれると思います」

オタエギは昨年の「レース・トゥ・ドバイ」ではシード権確保に失敗しながらも、Qスクールのファイナルステージで5位に入って早速シード権を取り戻した。まだ比較的、日の浅いヨーロピアンツアーのキャリアにおける初優勝に向かって邁進している。「明日は我慢しなければいけません。この2ラウンドで何を学べたかという感じですね」。ビアリッツに引っ越しはしたものの、オラサバルとは連絡を取り合っているオタエギは、7バーディを奪って2日目を4アンダーでラウンドした南アフリカのメリック・ブレムナーに2打差をつけている。

1打差を追うのは、出入りの激しい1アンダーでこの日をラウンドした初日首位のデビッド・ホーシー(イングランド)、エドアルド・モリナリ(イタリア)、そしてキース・ホーントレバー・フィッシャーJr.の南アフリカ勢が続いている。

初日は8番でホールインワンを達成し、首位タイの一角を占めたモルテン・オラム・マドセンは、出だし4ホールで2つのダブルボギーを叩くもその後は何とかリカバリーを見せ、通算5アンダーの13位タイにつけた。

2日目を3アンダーでラウンドしたディフェンディングチャンピオンのロス・フィッシャーはマドセンの1打後方につけている。雷注意報のため午後の遅い時間にプレーが中断となる前にラウンドを終えたフィッシャーは、「ライダーカップ」のキャプテン、ダレン・クラークと、激しく勝負をしていたが、そのクラークは最終ホールでこの日2つ目のダブルボギーを叩いて通算2アンダーに後退。それでもカットラインからは3打余裕を持って週末を迎えることとなった。


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