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”ピンク・フライデー”でドバイから乳ガンへの意識を啓発

1月30日の金曜日はエミレーツGCがピンク一色に染まる。この日、「オメガドバイデザートクラシック」に出場する選手たちが、ファンや家族と共にアラブ首長国連邦から世界に向けて乳ガンへの意識啓発を発信する。

全ての選手、キャディ、そして大会委員は、乳ガンとの戦いをサポートする力強いメッセージを発信すべく、この日はピンク一色に染まる。また、大会の会場であるエミレーツGCはピンクのフラッグを用意してこの取り組みに寄与することになる。

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乳ガンは50歳以上の女性を襲う病気であると考えられがちであるが、研究者たちは、どの年齢であっても病魔に冒される可能性があり、年齢に関係なく全ての女性が乳ガンのリスクを意識すべきであると指摘してきた。

アラブ首長国連邦のガンに関する記録によると、乳ガンは同国の女性の死因で第2位となっており、28パーセントの女性は乳ガンで命を落としている。

「これは驚くべき統計だし、早期発見でこの数字は50パーセントも減らすことができるんだ」とメジャー王者のダレン・クラーク。彼はピンクリボン活動啓発への基金調達のため、自ら財団を立ち上げている。

「私はいつも乳ガンの啓発バッジをつけている。これは私にとって、歴とした理由があるので身近なことなんだ」と述べた北アイルランド出身のクラークは、2006年に乳ガンで妻のヘザーさんを亡くしている。

「私はここでプレーするため、そしてゴルフ・イン・ドバイの助けを借りて自身の財団を宣伝するために来た。彼ら(ゴルフ・イン・ドバイ)は大会を運営するにあたり素敵な仕事ぶりを発揮してきたし、私のキャリアを通じてサポートしてくれているから、私も彼らをサポートしたいんだ」とクラーク。

8人に1人の女性が乳ガンに罹患すると言われており、世界ガン会議はこの病気をアラブ諸国における健康管理の優先事項とすべきであると要求した。

「人々はこの病気について知るべきだし、我々はそれを周知させるため、『オメガドバイデザートクラシック』と『オメガドバイレディースマスターズ』の両大会でピンクデーを実施します」と述べたゴルフ・イン・ドバイの副会長であり最高経営責任者でもあるモハメド・ジュマ・ブアマイム氏。

「1日ピンクのリボンをつけるというささやかなことをするだけでも、我々はこの病気に関する重大な情報を広めることができるのです。この運動に自ら進み出てサポートしてくれる選手たちには本当に感謝しています」

「この選ばれた分野の有名人である彼らのサポートは、我々の人生から乳ガンを撲滅すべく、治療への希望の象徴とも言えるこの運動を促進する上で欠かせないものであります」

「連帯すれば違いを生み出せる、というのがピンク・フライデーを通して我々が発信しようとしているメッセージなのです」

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2015年 オメガドバイデザートクラシック



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