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空前のドバイ4勝目を狙うエルス

これまで以上に競技への強い闘志を燃やすアーニー・エルスが、自身のエミレーツGCでの見事な成績を更に伸ばすべく、今週の「オメガドバイデザートクラシック」への出場を果たす。

南アフリカ出身のエルスは、ヨーロピアンツアーではこの地方で最長の歴史を誇るこの大会で過去に3勝を挙げており、1994年にこの大会で記念すべきヨーロピアンツアー初制覇を遂げて以来、多くの新しい世代の才能溢れる選手たちにインスピレーションを与えてきた。

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この初勝利以来、エルスは世界で最も成功したゴルファーの一人としての道を歩み、プロとして70勝を挙げ、その勝利にはメジャー4勝、世界ゴルフ選手権2勝、そして世界マッチプレー選手権での7勝が含まれ、これらのタイトルにより彼はヨーロピアンツアーの生涯獲得賞金ランキングのトップに立っている。

同世代では最も勝利数の多い選手の一人である45歳のエルスは、彼が1994年に「61」のコースレコードを打ち立てたマジリスコースでの勝利の再現を虎視眈々と狙っている。1994年に達成したコースレコードは12バーディを奪った初日のものであり、大会史上最も偉大なラウンドの一つとされている。

「勝利への挑戦を楽しみにしている」と、2011年に世界ゴルフ殿堂入りを果たしたエルス。「中東はすごく好きな所だし、ここが選手たちにとって素晴らしい経験になるのは間違いないことだね。確かに、僕が最後にドバイで勝ってからもう随分と経つけれど、今の自分のゴルフにはとてもエキサイトしているし、特にこの新シーズンの出だしは快調なんだ」。

「僕がドバイでプレーするのを好きなのは皆知っていると思うよ。ティからの流れが気に入っているし、グリーンは柔らかいから高い球を打って行けば良いスコアが出せるんだ」とエルス。彼はマジリスコースでは13回の出場で48ラウンドし、通算169アンダーの成績を残している。

1993年にドバイでのデビューを飾ったエルスは、翌年、24歳でベルンハルト・ランガーフレッド・カプルス、そしてグレッグ・ノーマンといった並みいる強豪を退けて優勝を飾り、世界の檜舞台へと歩を進めたのである。

その8年後、エルスはマジリスコースでドバイ2勝目を飾り、更に2005年には最終ホールでイーグルを奪う劇的な展開でウェールズのスティーブン・ドッドとスペインのミゲル・アンヘル・ヒメネスを下し、「オメガドバイデザートクラシック」最多勝記録となる大会3勝目を飾ったのである。

「オメガドバイデザートクラシック」のプロモーター兼主催者であるゴルフ・イン・ドバイの副会長であり最高経営責任者でもあるモハメド・ジュマ・ブアマイム氏は、「我々は大会に戻ってきたアーニーを歓迎することに喜びを感じています。というのも、彼はゴルフにとって真のアンバサダーであり、ドバイにとって最高の友人だからです」と述べた。

「あれだけ長年ツアーでプレーしているにもかかわらず、アーニーは世界中のファンにとって人気選手でい続け、1番ティで彼の名がアナウンスされると、当然の如く、英雄として歓待されます。いつもながら、私は彼がドバイでプレーするのを本当に楽しみにしています」。

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