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ビエルゴールが首位のグレースに急接近

南アフリカのブランデン・グレースは3日目、猛チャージを掛けたルーカス・ビエルゴールに急接近を許したが、依然として首位に立っており、優勝に最も近い位置でレパードクリークCCでの「アルフレッド・ダンヒル選手権」最終日を迎える。

欧州ツアーでの4勝をいずれも輝かしいシーズンとなった2012年に挙げている世界117位のグレースは、初日と2日目を「62」「66」で回り、大会の折り返しで通算16アンダーまでスコアを伸ばして、独走態勢に入ったかに見えた。

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しかし、26歳のグレースは3日目を苦しんだ末、やっとのことで「72」でラウンドした。対して、デンマークのビエルゴールは「66」で3日目をラウンド。グレースは依然として首位に立っているが、前日あった5打差のリードは1打差まで縮まった。

先週の覇者ダニー・ウィレットは3日目を「67」でラウンドし、通算14アンダーで単独3位。3日目は1日を通してグレースに最も近い位置にいたフランチェスコ・モリナリはこの日を「70」でラウンドし、ウィレットのさらに1打差につけている。

グレースはロングホールの2番でボギーをたたいたが、3番で8メートルのバーディパットを沈めてすぐに盛り返すと、続く4番でもバーディを奪った。

その後、6番でボギーをたたいたが、これも次のホールで4.5メートルのバーディパットを決めて帳消しとなった。

グレースは2打目がバックスピンでグリーンからこぼれた11番でもボギーを喫したが、これもすばらしいピッチショットでタップイン圏内に寄せ、楽々バーディを奪った14番で取り返し、この時点では4打差の首位に立っていた。

しかし、グレースが17番でフェアウェイとグリーンを連続して外し、このホールをボギーとしたのに対し、ビエルゴールは上がり3ホールを3連続バーディとして、猛追を掛けた。

グレースは3打目がグリーンをオーバーし、危うくウォーターハザードにつかまりそうになった最終ホールを何とかパーで切り抜け、ラウンド後、まだ首位に立っていることに胸をなで下ろしたと明かした。

「いくつか簡単なホールでミスを犯してしまった」

「でも、まだ望んだ位置につけているし、明日を楽しみにしている」

「ポジティブな面は、僕はまだ好調だし、フロントナインではいくつか良いパットを決められたというところ。1打差の首位に立っているし、明日のラウンドが待ち遠しいよ」

「最終日を首位で迎えることについては良い思い出しかないんだ。明日が楽しみだし、このポジティブな雰囲気をそのまま持ち込みたいね」

ルーキーイヤーとなった昨季の「レース・トゥ・ドバイ」を見事34位で終えた23歳のビエルゴールは、前半を終えた時点で3日目のスコアはイーブンパーだった。

しかし、10番でバーディを奪うと、13番では2.5メートルのイーグルパットを決め、16番では3メートル、17番では4.5メートルのバーディパットをそれぞれ沈め、パー5の最終ホールでもバーディを奪った。

「最初の数ホールはひどいものでした。全くフェアウェイをとらえることができなかったのです」

「形勢を逆転させ、良いショットが出るようになったが良かったですし、特に池の多い上がり数ホールは素晴らしい出来でしたね」

先週の「ネッドバンクゴルフチャレンジ」を制したウィレットは7番で惜しくもホールインワンは逃したが、ここでこの日3つ目のバーディを奪った。しかし、ティショットがハザードにつかまった9番でダブルボギーをたたき、後退を余儀なくされた。

それでも、11番、13番、15番、18番でバーディを奪い、2週連続優勝に望みをつないだ。

「(9番では)唯一、悪いスイングがあったけれど、バックナインは堅調なプレーができた」

チャール・シュワルツェルによる大会3連覇の望みは、彼が3日目を「76」でラウンドし、首位から15打差となったことにより水泡に帰した。

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