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2014年 アルストム・オープン・ド・フランス
期間:07/03〜07/06 場所:ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)

首位のスタドラーが2位との差を広げる

2014/07/06 09:04

「70」を切った選手が僅か3人と、試練の一日となった「アルストム・フランスオープン」3日目は、米国のケビン・スタドラーが初日から首位を譲らない“ワイヤー・トゥ・ワイヤー”の勝利へ向け順調に首位をキープする展開となった。

初日をノーボギーの「64」でラウンドしたスタドラーは1打差の首位に立つと、2日目は「68」でラウンドしてその差を3ストロークまで広げることに成功した。

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土曜のラウンドは「72」の1オーバーとスコアを落とした世界62位のスタドラーだったが、雨と風が入り混じった難しいコンディションだった為、フランスのビクトル・リウとタイのトンチャイ・ジェイディーに4打差の首位で最終日を迎えることとなった。

3日目を「69」でラウンドしたジェイディーは、ティショットを池に打ち込んだ18番でのボギーがなければ更に良いスコアで上がっていたところであった。一方、「全米オープン」王者のマーティン・カイマーは3日目を「70」でラウンドし、首位から6打差につけている。

「初日から彼はちょっと独走状態に入っているね。多分、僕と同じくらいこのゴルフコースが気に入っているのだろうね」と、今年2月にフェニックスで米PGAツアー初優勝を飾ったスタドラーについてカイマーは語った。「彼を捕えるのは難しいだろうね」。

「もしこの天気が続くようであれば、明日はかなりのロースコアを出さないといけないね。彼との差を2、3打まで縮めることができれば、終盤の3、4ホールで緊張感から彼がミスをしないとも限らない。何といっても上がりの数ホールは難しいからね」。

「でも彼のプレーの仕方、それに僕が知る限り彼はとてもリラックスした人間であるということを考えると、彼を捕えるのは難しいだろうね。できるだけ良いスコアを出すよう努め、自分を満足させることしかできそうにないね」。

フロントナインを1ボギー、8パーでラウンドしたスタドラーは、9番でこの日2つ目のバーディを奪ったリウに並ばれる展開となった。

この時点でパリ出身の29歳のリウはこの日ボギーを叩いていない唯一の選手だったが、ティショットを池に入れた10番で初ボギーを叩くと、スタドラーが3メートルのバーディパットを沈めた為、その差は2打に広がった。

リウはその直後の11番でバーディを奪って盛り返しを見せるも、そこからの6ホールを5ボギー、1バーディとし、18番をバックナイン唯一のパーとしてこの日のラウンドを終えた。

対照的に安定感を見せたスタドラーは、途中で痛みだした背中の負傷に苦しみながらも、唯一ボギーを叩いた17番を除くその後のホールをパーとした。

「(怪我は)ちょっと厄介だ」と34歳のスタドラー。「ここのところ(背中は)若干調子が良くなかった。でも運がいいことに初めの2日間は大きな問題にはならなかった。ただ今日はまた痛みが出てきた。スイングはできるから大丈夫だとは思うけど」。

「今日は自分のゴルフの出来に見合うスコアだった。素晴らしいプレーではなかったし、沢山のパーがあって、昨日までの2日間ほどはバーディチャンスが作れなかった。でも、4日続けてあれだけ良いプレーを期待するのは無理ってものだよ」。

「今日はそんなにすごいスコアを出さなくても良いのは分かっていた。もう少し良いスコアだったら良かったけれど、全体的には事の成り行きに満足している」。

前回王者のグレーム・マクドウェルは、4ボギー、1ダブルボギー、そして5ホールの間に4つのバーディを奪う出入りの激しいゴルフとなり、3日目を「73」でラウンドし、首位から8打差で最終日に臨む。

「リズムが見出し辛かった。とても難しいプレーになったね」とマクドウェル。「幾つかまとめてバーディを奪えたのは良かったし、あれで自分のスイングと大会での順位を持ち直して前半を折り返すことができた」。

「10番と13番のティショットのスイングが頭から離れないんだ。しっかりと全力を傾注することができずにミスをしてしまった。後半の『39』にはがっかりしている。というのも、今日はそれなりのスイングができているように感じていたからね」。

「(明日)自分にできるのは『66』あるいは『67』で回れるようトライすることだけだ。このゴルフコースでは『75』や『76』なんていうスコアが誰の身にも起こり得るからね」。

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