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2014年 ザ・選手権
期間:05/01〜05/04 場所:ラグナナショナルG&CC(シンガポール)

「ザ・選手権」へ向け戦いの舞台が整ったシンガポール

ヨーロピアンツアーのアジア3連戦は、今週、シンガポールのラグナナショナルで開催される「ザ・選手権」で完結する。尚、シンガポールでのヨーロピアンツアー開催は2012年以来のことである。

「メイバンク・マレーシアオープン」、そしてアレキサンダー・レビが優勝を飾った先週の「ボルボ中国オープン」を経て、2014年シーズンの「レース・トゥ・ドバイ」の戦いの舞台は、賞金総額150万米ドルを懸けて156人の出場選手がしのぎを削るラグナナショナルG&CCへと移されることになる。

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同コースは2002年から2007年にかけて6年連続で「シンガポールマスターズ」の開催地となっており、この他にも、シンガポールでは1993年と1996年に「ジョニーウォーカー選手権」が開催されている他、2009年から2012年にかけてヨーロピアンツアーの国際スケジュールの一環に組み込まれていた。

昨年までは「バランタイン選手権」として6年連続して韓国で開催されてきた今大会は、巡業上の理由により「ザ・選手権」と名前を新たにシンガポールに舞台が移されることになった。

これにより、12ヶ月前にブラックストーンGCで、スコットランドのピーター・ホワイトフォードと、2010年大会の王者マーカス・フレイザーを、プレーオフで下して同大会制覇を果たしたオーストラリアのブレット・ラムフォードは、全く異なる地でタイトル防衛に挑むことになる。

今大会では初となる2年連続優勝を狙うラムフォードは、昨年は翌週に開催された「ボルボ中国オープン」でも優勝を飾り、2週連続での勝利を達成している。今季は大会開催スケジュールが入れ代わったこの2大会だが、ラムフォードはタイトル防衛を目指した先週の中国では63位タイと成績が振るわなかったものの、今週は2004年の「シンガポールマスターズ」で8位タイに入ったコースでの開催とあって、成果を上げられることを望んでいる。

この他にも、今大会の出場選手には2012年の「ザ・選手権」王者であるベルント・ウィスバーガーがおり、彼は直近で出場した「メイバンク・マレーシアオープン」で、優勝したリー・ウェストウッドに次ぐ2位タイに入っている。

2006年、ラグナナショナルG&CCで開催された「シンガポールマスターズ」で優勝を果たした地元シンガポールのマーダン・ママットも母国での好成績を狙っており、それは、同じく2005年にこの地で優勝を飾ったイングランドのニック・ドハティーも同様だ。

ドハティーの同胞トミー・フリートウッドは先週、「ボルボ中国オープン」で、フランスのレビに次ぐ2位に入っており、好調を持続したままシンガポールへ向かうことになる。一方、同大会で最終日を「63」でラウンドし、1年以上果たせていなかったヨーロピアンツアーでのトップ5入りを果たしたデンマークのアンダース・ハンセンも意気揚々とシンガポールへ乗り込む。

先週ヨーロピアンツアー初勝利を成し遂げたレビは、順序こそ違うものの、昨年のラムフォードと同様に、「ザ・選手権」と「ボルボ中国オープン」の2週連続優勝を目指すことになる。

この大会の過去の優勝者には、済州島のピンクスGCでトロフィーを掲げた2010年「全米オープン」覇者のグレーム・マクドウェル、トンチャイ・ジェイディ、そしてマーカス・フレイザーらがいる。また、ウィスバーガー、そしてフレイザーらの優勝以前に、ブラックストーンGCで優勝を飾った、かつてのヨーロピアンツアーナンバーワンのウェストウッドが名を連ねる。

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