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クールなビヨーンがスイスで戴冠

クランスシュルシエレGCで開催された「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」は、トーマス・ビヨーン(デンマーク)がプレーオフ1ホール目で12フィートのパットを沈め、優勝を手にした。

プレーオフは最終日「65」のビヨーンと、最終日を首位でスタートし「67」でホールアウトしたクレイグ・リー(スコットランド)との一騎打ちとなった。ビヨーンはプレーオフ(18番)の1ホール目、見事なパットでバーディを奪ってスピード決着。欧州ツアー14勝目、そしてこの大会では2011年以来2度目となる優勝を果たした。

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「よかったよ。この夏はずっと良いゴルフができていたのに、結果がついてきてなかったんだ」とビヨーンは振り返った。

「歯ぎしりする思いだったし、なんとかトーナメントでの優勝を果たしたいと思っていた」

「大会に入るにあたり決してプレーの調子は素晴らしいというわけではなかったけど、このコースでどのようにプレーすべきかは、自分自身に言い聞かせてきたんだ」

「その通りにプレーして、72ホールで2つのボギー。このコースではなかなかの出来だね。快調だったし、思い通りのスコアを残すことができた」

「プレーオフも良い感じでプレーできたよ。ただプレッシャーと向き合うことは大変だったね。これほどまでのプレッシャーを味わったことはなかった」。

そのピヨーンとプレーオフを戦ったリーは、今後も欧州ツアー初優勝を目指していく。

経験豊富なビヨーンは、このトーナメントでは一貫したプレーの見本とも言えるような見事な戦いぶりを披露し、この日もグリーン回りで驚愕のプレーを見せるなど、フロントナインを5バーディの「31」でラウンドして主導権を握った。

3日間でボギーがわずかに2つと、一貫した安定性を感じさせたが、それはたった9パットしか必要としなかったこの日のフロントナインの出来からも窺える。

一方、3日目で欧州ツアー史上初となる「60」切りに迫る「61」でホールアウトしたリーは、最終日もバックナインで追い上げを見せた。後半は1つしかスコアを伸ばせなかったビヨーンに対し、リーは12番、15番、16番でバーディを奪った。

バーディを奪えば優勝という状況で最終18番に臨んだリーだったが、彼のバーディパットはカップをかすめ、通算20アンダーでビヨーンと並び、勝負はプレーオフに持ち越されたのだった。

最後、濃霧対決となったプレーオフの幕引きは、ビヨーンの神業的なタッチのパットだった。

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