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レース・トゥ・ドバイのポールポジションはH.ステンソン

今シーズン最後のメジャー大会に「レース・トゥ・ドバイ」のポールポジションで挑むのは、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)。先週彼は「WGCブリヂストンインビテーショナル」で「全米オープン」チャンピオンのジャスティン・ローズ(イングランド)を抜いて(米国のキーガン・ブラッドリーと共に)2位に入った。

世界ランキングでも11位に浮上し、この夏、波に乗っているステンソン。彼は、キャッスルスチュアートゴルフリンクスで行われた「アバディーンアセットマネジメントスコットランドオープン」で3位、ミュアフィールドで開催された「全英オープン」では準優勝、そして去る日曜日アクロンで行われた「WGCブリヂストンインビテーショナル」では2位タイ。絶好調の彼は今週、「全米プロゴルフ選手権」が開催されるオークヒルカントリークラブへ向かう。

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ステンソンは、最近の自分のゴルフをこう振り返った。「スコットランドでは良いプレーができました。『全英オープン』でもとても良かった。最近トップ争いのメンバーに入っているので、安心しています。この3週間で最終組で2度もプレーしている。しかも『全英オープン』では準優勝ですから。(重圧のかかる)最終組でのプレーにも慣れてきましたね。来週も楽しみです」。

ステンソンは「ファイナルシリーズ」まで、丁度10の大会を残して「レース・トゥ・ドバイ」の先頭に立った。賞金額の高い4つの最終戦は11月14?17日に、ドバイのジュメイラ・ゴルフエステーツのアースコースで行われる2013年度「DPワールドツアー選手権 ドバイ」でクライマックスを迎える。

今季、賞金総額8ミリオンドルを賭けた「DPワールドツアー選手権ドバイ」の出場権は、その前の大会までのトップ60プレーヤー達にしか与えられない。しかも「レース・トゥ・ドバイ」は大会の終了時にトップ10名によって$3.75mを分配するというおまけ付きだ。

オハイオ州の大会でタイガー・ウッズが楽々と通算8度目の優勝を手にする中、ステンソンは最終日をイーブンパーの「70」で回り、通算8アンダーで去年の優勝者キーガン・ブラッドリーと並んで終了した。

最終ラウンドで「69」をマークしたミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)は、他2名と並んで4位。ファイヤーストーンカントリークラブでのデビュー戦となったクリス・ウッド(イングランド)は、最終日を「71」として7位タイで大会を終えた。

ステンソンは、最終日の3番ホールでドロップショットしてしまうが、それから13ホール続けてパーを獲り17番ホールでバーディを奪った。

「プレーは上手く行きましたよ」と、彼は語った。「フェアウェイもグリーンもうまくとらえられました。何とか連続パーをキープして、17番でバーディをもぎ取って、最終ホールは気持ちいい2パットで2位をキープできました」。

「今週の出来には大いに満足しています。タイガーは金曜日に「61」をマークして、その大会の勝利をほぼ決定付けました。でも私は今日までに、すべきことををやり遂げたのでとても満足しています」。

一方、クリス・ウッドは初めてのオハイオ州アクロンでのラウンドで「66」、「68」と好スタートを切った。3日目はタイガー・ウッズと同組でラウンドしたことに大きな喜びを感じていた。

「今週は素晴らしい経験になりました。今日だって、そんなに落ち込むこともないでしょ」と、ブリストル出身の彼は言った。「昨日は強烈に勉強になった一日でした。なにしろタイガーと一緒にプレーしたからね。(ラウンド中は)見ないでおこうと努力したけれど、どうしても彼の好スコアの秘訣を学びたくて、ついつい目がいってしまいました」。

「これまでコース上で経験した中で、おそらく最高の経験でした。おかげで今週は、大きな自信が付きましたよ」。

関連リンク

2013年 WGCブリヂストンインビテーショナル



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