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2013年 バランタイン選手権
期間:04/25〜04/28 場所:ブラックストーンGC(韓国)

舞台は韓国! 今週のバランタイン選手権

今週のヨーロピアンツアーは再び東へと舞台を移す。韓国ソウル近郊で第6回バランタイン選手権は、世界ランキング7位のルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)やY.E.ヤン(韓国)を迎えて開催される。

韓国の首都ソウル郊外のブラックストーン・ゴルフクラブが、賞金総額220万ユーロのこの大会をホストするのは今年で3年連続となる。この会場は昨年の覇者ベルント・ウィスバーガー(オーストリア)にとって思い出深い会場だ。

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昨年の大会は、最終ホールで20フィートのバーディパットを決め、2位のリッチー・ラムジー(スコットランド)に5打差をつけて優勝した。一昨年はリー・ウェストウッド(イングランド)が優勝を飾ったこの大会で、新たなチャンピオンが誕生したのだった。

この優勝でウィスバーガーは、マーカス・ブライアー、マーティン・ウィーゲレに続くオーストリア人として3人目のヨーロピアンツアー優勝者となった。彼はまた、その14週間後にライオネスオープンも制し、自身2つ目のヨーロピアンツアータイトルを手にした。

今年28歳となる彼は、昨年のレース・トゥ・ドバイを22位で終えた。直近のヨーロピアンツアーのハッサンIIゴルフトロフィーで5位タイに食い込み、好調を保ちながら今週は大会連覇に臨む。

昨年の大会では、初日を「72」でまとめたウィスバーガーだったが、2日目、3日目に「65」の猛チャージをかけ、最終日はあがり4ホールで3つのバーディを奪う「68」の通算18アンダー、トータルスコア「270」で優勝を勝ち取った。

「金曜日(2日目)以降、全てにおいて僕らしいゴルフができた。去年の大会はとても良い思い出がいくつもあるよ。いくつかのバーディと共に最終ホールでウィニングパットも決まって本当に最高だった。僕は連続優勝を目指して、またこの大会に出場できることを本当に楽しみにしているんだ」。

ウィスバーガーは再び、世界の強敵たちとの勝負に挑む。2010年の全英オープン覇者で、今年1月のボルボゴルフチャンピオンシップでは地元優勝を果たした、南アフリカのウーストハイゼンがその一人だ。ウーストハイゼンは大会初参戦。昨年はバッバ・ワトソンとのプレーオフで優勝争いを演じたマスターズで、今年は予選落ちしてしまった彼だが、そこからの巻き返しを図る。

ヨーロピアンツアーで6度の優勝を誇るウーストハイゼンのほか、スティーブン・ギャラハースコット・ジェイミソンキラデク・アフィバーンラト、そして先週のスペインオープンでプレーオフを制し優勝したラファエル・ジャクリンなど、今季ツアー優勝している5人の実力者が揃って韓国へと向かう。

2009年の全米プロゴルフ選手権では、タイガー・ウッズを抑えアジア人初のメジャーチャンピオンとなった地元出身のヤンは、地国開催のこの大会で上位を狙いたいところだ。彼はこの大会初の韓国人優勝を狙っているだろうが、他にも2009年にゴンザロ・フェルナンデス・カスタノと、その年の優勝者となったトンチャイ・ジェイディと、3人でプレーオフを争った実力者のカン・スンフー(韓国)も頂点を目指している。

ヤンのほかにも、同胞のキム・キョンテベ・サンムンも参戦する。またタイのジェイディはこのアジアの地で、引き続き素晴らしい記録を継続したところだ。

43歳のジェイディは、アジアで開催された6度のヨーロピアンツアーのうち、前回のISPSハンダ・ウェールズ・オープンの優勝を含め5度も優勝している。過去にこの大会を制したマーカス・フレイザー(オーストラリア)も、今週は好スコアを期待していることだろう。彼は2010年の今大会の覇者で、昨年のこの大会ではメイバンク・マレーシア・オープンで4位タイとなったビクター・デュビッソン(フランス)と共に3位タイの成績を収めている。

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