GOLF DIGEST ONLINE ゴルフダイジェスト・オンライン
ニュース

アジアンツアーの最新ゴルフニュースをお届け

アジアンツアー会長寄稿/2015年5月号

アジアンツアー・チラハン会長「新しい国々、同じゴール」

アジアンツアー2勝を誇るバングラデシュの アジアンツアー2勝を誇るバングラデシュの英雄、シディクール・ラーマン(提供:アジアンツアー)

我々の2015年シーズンはビッグイベントが続く時期へと突入し、アジアンツアーには良いニュースが続々と飛び込んできている。

我々は最近、7年ぶりとなるベトナムでの大会開催を発表した。第1回となるホートラムオープンは賞金総額150万ドルで、ホーチミン市から車で南へ約2時間のところにあるザ・ブラフス・ホートラムストリップで開催される。

その素晴らしいニュースに続いて、こちらも初回大会となるバシュンダラ・バングラデシュオープンが、アジアンツアー2015年シーズン5つめの初回大会として立ち上がった。

いつも、新たな国での新規大会は興奮するものだ。そしてバングラデシュは、アジアンツアーで活躍するシディクール・ラーマンによって我々もよく聞かされている国でもある。

アジアンツアーのゴールの1つは、未来のスター候補を発掘することで、シディクールはアジアのトップツアーをプレーし、その輝かしいキャリアと偉大な成功を獲得した希有な才能の持ち主の1人だ。

彼が貧困を克服して豊かになったストーリーはよく知られており、また、彼の気取らない性格はアジア地域で多くのファンを獲得している。

アジアンツアーは、このクリケットを愛するバングラデシュという国を2011年まで訪れたことはなかった。その年、アジアン下部ツアー(ADT)の試合をクルミトラGCで開催したのだ。このコースはバシュンダラ・バングラデシュオープンの会場であり、またシディクールのホームコースでもある。

誰がこのADTイベントを勝ったと思う?多分、あなたが思うとおりだ。シディクールが圧倒的な12打差で勝利を飾ったのだ!

アジアンツアーの試合を開催するには、多くの計画と準備が必要だ。だが、スポンサーとファンと地元選手が、アジアのベストプレーヤーたちのプレーを見て、また一緒にプレーして、その知識と経験の豊かさを自分たちのものにすることが、我々の願いであり目標だ。

我々がベトナムとバングラデシュを訪れるとき、たくさんの子供たちがゴルフを始めようと触発され、トンチャイ・ジェイディーキラデク・アフィバーンラトアニルバン・ラヒリのようなアジアのスター選手たちの足跡に感化されることを願っている。

ベトナムは自国のスターゴルファーを輩出する大いなる可能性を秘めている。しかし、彼らはより多くの国際的なゴルフトーナメントに出場する必要がある。これらのゴルフ新興国で、我々ツアーの存在が若者たちを刺激し、いつの日か、より多くのバングラデシュ人チャンピオンと、ベトナム人による初のアジアンツアー制覇を祝う日が来ることを願っている。

ゴルフのオリンピック競技復帰にともなって、ツアーの存在がベトナムとバングラデシュで、将来のオリンピックに自国ゴルファーを出場させようという国の動きを加速させると信じている。たとえそれが2016年のリオでは叶わなかったとしてもだ。

もちろん、刺激を求めて未来ばかりをみつめる必要はない。シディクールはバングラデシュにおけるゴルフ界の英雄で、彼が今後何年にもわたって自国の国旗を誇らしげに振りかざすことも期待できる。私は、彼が3年前にクルミトラでADTの試合に出たとき、ファンからまるでロックスターのように歓迎されたことを覚えている。

国際的な舞台では、トンチャイとアニルバンが今年のメジャー初戦となったマスターズで予選通過を果たし、またWGCキャデラックマッチプレー選手権で激しい戦いを演じるなど、結果を残している。このタイ人とインド人は、予選3試合のうち1試合に勝利し、また対戦相手をぎりぎりまでよく追い詰めた。

新規大会がスケジュールに追加され、我々のメンバーが世界の舞台で顕著な活躍を続けるなど、アジアンツアーの現状は極めて好ましい。さあ、一緒に手を取り合って、新しい才能の誕生を見届けよう。

ASIAN TOUR
情報提供:ASIAN TOUR


特集

世界の一流選手のスイングをハイスピード動画でスロー再生。特定選手のスイングを正面・後方からじっくり研究したり、他の選手と比較してみるなど楽しみ方は色々。まずはとくとご覧あれ!
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」どんなプロにも、素晴らしいプレーを生み出すクラブセッティングが隠されている。クラブ研究こそ上達の近道か!?