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追い求めるのはやっぱり“飛び” 葛西紀明さんは抑えたショットに不満…

◇ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント 初日(5日)◇麻倉GC(千葉県)◇パー72

45歳の今もスキージャンプ界で活躍する葛西紀明さんは、大のゴルフ好きでもある。ウインタースポーツと並行して18歳からクラブを握り、ベストスコアは「75」という腕前。国内外の転戦が続く冬季はもちろん本業に全力を注ぐが、「4月から10月いっぱいに30ラウンドはしている」と頻繁にコースへ足を運び、ゴルフの上達に励んでいる。

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今週のチャリティ大会には3年連続の出場。「88」でプレーした初日については「もうちょっと爆発すれば80前半くらいで行ける感じだった。70台を出したいですね」と話し、物足りなさをにじませた。

競技やトレーニングで多忙な日々が続く中、休みが取れると「ゴルフがしたくてしょうがない」とウズウズ。「休みをぜんぶゴルフにつぎ込んでしまうので、休んでないんです」と苦笑いでこぼすが、その表情はとても楽しそうで、若々しい。

「飛ばそうと思っても、飛ばないのは一緒」ことのほかにも、スキージャンプとゴルフには多くの共通点があるという。例えば、インパクト時のひじと、ジャンプ台を踏み切る際のひざの角度や使い方。「バーディパットを決めるときと、スタート台に座ったときのドキドキ感」も似ているとの持論を述べた。

“飛び”への強いこだわりはもちろんある。この日の1Wショットは280ydほどだったが、今週は知人のプロゴルファーからの助言を守り「飛ばしをちょっとガマンしている」とスコアメークを優先。「本当だったら300yd近く行きますから。スキッとしないですね」と不満そうに漏らすから驚きだ。「ゴルフの魅力?やっぱり飛ばしですかね」。スキージャンプ界のレジェンドは、ゴルフでも飛距離への追求を続けている。(千葉県佐倉市/塚田達也)

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