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鈴木晃祐が優勝「石川遼のように魅せたい」 女子は菅沼菜々/日本ジュニア選手権

ジュニアゴルファー日本一を競う「日本ジュニアゴルフ選手権」は18日までの3日間、埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部で開催された。男子15-17歳の部は、最終ラウンドを3位で出た鈴木晃祐(西武台千葉高2年)が通算1アンダーとして逆転し、初優勝。女子15-17歳の部は、通算4アンダーとした菅沼菜々(埼玉栄高3年)が初日からの首位を守り切る完全優勝を遂げた。

1打リードで迎えた最終18番(パー4)で、鈴木は2打目を左ラフに外したが、25ydのアプローチをピンそば1mにピタリ。パーを死守してタイトルを獲り「本当に夢のようです」と目を丸くした。

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水泳やピアノに加えて7歳からゴルフを始めた。「ちょうどそのころ石川遼選手が出てきて、8歳で(ゴルフに)絞った」。中学時代には千葉県内の練習場で石川の父・勝美氏に「月に1、2回」の指導を直接受けて上達。「いつか石川選手のように魅せるゴルファーになりたい」と目標を掲げた。

菅沼は4打のリードで最終日を迎えた。「緊張で寝られなかった」とティショットが左に曲がり気味で4連続を含む5ボギー(3バーディ)の「75」。1打差の辛勝に「あきらめなくて良かった」と笑った。

「急にやる気がなくなって」と昨年末から、半年間クラブを握らなかった。今年5月に2年前から好きなアイドルグループ「Sexy Zone」のコンサートを見に行き「感動して、なぜかわたしのやる気も上がってきて」と再び練習に励んだ。「人に感動を与えられるゴルファーになりたい」と笑顔でトロフィーを掲げた。

男子12-14歳の部は久常涼(岡山・津山東中3年)、女子12-14歳の部は堤姫乃(福岡・沖学園中3年)がそれぞれ制した。

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